スズメバチの巣
 もう、十年以上も前のことになるが、庭先の物置に、スズメバチが知らぬ間に無断入居した。地上1.8mほどの高さ、こんな低いところに巣をかけたのを見たのは初めてだ。殺生は好まないが、家人が攻撃を受けるにおよんで、やむを得ず退治した。未明、ハチが飛べない時期を見はからって、巣の入口の穴に火をつけたバルサンロッドを突っ込み、毒ガス攻撃で壊滅させた後、巣の解体にかかった。

 スズメバチの巣にしては、どす黒くて水気が多く、ちょっと汚らしい印象の巣だった。巣をまるごとはずすことができなかったので、外壁からはがして分解して取り出した。内部は6層に分かれ、子育ての準備が進んでいたようだ。


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