【理科の部屋】池袋ミニオフ 99/05/20 池袋西口・沖縄料理「おもろ」にて

 大分からはるばるおこしのHIROさんを迎えて、【理科の部屋】のメンバーが池袋に集いました。出席者は8名、沖縄料理に舌鼓を打ちながら科学談義に花を咲かせました。幹事の萩谷さんご苦労様でした。

 乾杯前からいきなり実験が始まります。モリユミコさんが持参したのは、なるほどの森45号で紹介された「スライムボトル」。連結したPETボトルにゆるめのスライムを詰めたもの。水時計のようにゆっくりとスライムが流下します。その変化は見ていて飽きません。よろこんでいるのはにしきさん(右)と神崎さん(左)。


 スライムの中を上昇していく空気の泡が「マントルプリュームみたいだ」とは、萩谷さんの形容(写真下左)。地学屋さんらしいですね。

 下に落ちたスライムはなぜか必ずとぐろを巻きます(写真下右)。この種の現象で必ず話題になるのがコリオリの力ですが、もちろんこの場合は決定要因ではありません。ちょっと擾乱を与えると、巻く方向を簡単に逆転することができます。


 オリオンビールで乾杯し、泡盛へと酒が進みます。右から、西園寺さん、左巻さん、にしきさん、神崎さん、HIROさん、モリさん、萩谷さん。

 主賓はHIROさん(左端)でしたが、話題の中心は左巻さん、西園寺さんだったような・・・。

 西園寺さんが用意してくれた話題は、東京での「月別・時間帯別降水率の統計」。冬場をのぞくと5月(指の先)と8月の降水率が低いのがわかります。そういえば5月はさわやかな季節ですね。ちなみに、「五月晴れ」とは本来は梅雨のような長雨のさなかに短期間のぞく晴れ間のことを意味したのだとか。

 時間帯別だと、夏に午後の降水が多いのはもちろん「夕立」のため。9月に降水率がピークを迎えるのは「秋霖」の影響。夜によく降るのは、日射がないと雲頂からの放射冷却で地表との温度差が増し、積雲対流が活性化するからだそうです。ふーん、なるほど。勉強になるなあ。

 最後にそれぞれのカメラで記念撮影。部屋が狭いのでみんなで写るのが大変。

右から、西園寺さん、左巻さん、にしきさん、神崎さん、HIROさん、モリさん、萩谷さん、手前が天神。

 HIROさん、お元気で。皆さん、またお会いしましょう。

出席者のホームページへのリンク

→HIROさんの「HIROくんのHOME PAGE」へ
→萩谷宏さんの「石からわかる地球の話」へ
→西園寺秀人さんの「湘南お天気相談所」へ
→にしきさんの「こうのあきらのがらくた箱」へ
→神崎洋一さんの「シトリンの部屋」へ
→モリユミコさんの「インターネット版【なるほどの森】」へ (HTML作成:シジュウカラさん)

BACK一つ前のページへ

天神のページ・メニューへ戻る

To HOMEホームページに戻る