雑草を食べる会 2000/04/23 藤沢市少年の森

 2000年度最初の活動は「雑草を食べる会」。道ばたや田んぼのあぜに生えている食べられる雑草を採集し、その場で調理して食べるという企画です。さて、どんな料理ができあがるかな。


少年の森の広場に集合して先生のお話を聞きます。

高山団長が自宅の庭から持ってきたタラノキ。新芽が食用になります。

鈴木先生が毒草の見分け方を教えてくれました。

少年の森を出て、田んぼやあぜ道で雑草をつみます。

毒草の例↓(食べてはいけません)


ケキツネノボタン。仲間のキツネノボタンと共に毒草。キンポウゲ属の植物はプロトアネモニンという毒成分をもち、食べると腹痛・下痢を起こします。

ムラサキケマン。ケシ科の植物。死ぬほどではありませんがやはり毒草。

トウダイグサ。灯明の台に似ているところからこの名があります。少年の森のまわりにもたくさん生えています。切ると白い汁が出てきます。

食べられる植物の例↓


タラノキ。新芽は「タラの芽」とよばれ天ぷらなどにして食べられます。

カラスノエンドウ。若芽はゴマ和え、油いため、天ぷらいずれでもおいしくいただけます。

タンポポ。ちょっと苦いけど、若葉や花は天ぷら、根もよくあく抜きすればたべられます。

レンゲソウ。田んぼの肥料として田植えの前に栽培されます。花も葉も食べられます。

セリ。田んぼのあぜや側溝などに生えています。お吸い物に入れたり、生でも食べられます。

ヨモギ。よく草餅にして食べますね。

ドクダミ。名前とはうらはらに毒ではありません。高温の油で天ぷらにすると臭みはほとんど消えて食べられます。

さあ調理だ


まず、収穫した雑草を鈴木先生に鑑定していただきます。「よし、食べられそうだね。」

炊事場の前で係の人の説明を聞きます。

ヤブカンゾウやカラスノエンドウをあく抜きのためよくゆでます。

天ぷらも雑草をおいしくいただく手軽な調理法です。薄くころもをつけて熱めの油でからっと揚げます。

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