まが玉を作ろう  2003/03/23 藤沢市立藤が岡中学校

3月活動は石の工作。石を磨いたり削ったりして、古代の人々の暮らしを想像しながら、まが玉を作ります。


 藤が岡中学のコモンスペースで、高山団長のお話をうかがいます。今年度最後の活動です。受験でしばらく顔を見なかった中三の団員も久々にそろいました。

 今日の工作は神崎先生の指導でまが玉作りです。まが玉は縄文時代から古墳時代にかけて、古代の人々が愛用したアクセサリーまたはお守りです。

 今日作るまが玉の材料は「パリン石」というハンコにする比較的柔らかい石です。砥石、水ヤスリなどで削り、錐で穴をあけます。

 工作の手順。いろいろな道具が使える現代と違い、鉄もなかった昔は何日もかかる大変な作業だったのでしょう。ヒスイという硬い石で作ったものも見つかっています。

 まず金のこでパリン石を半分に切り、二人で分けます。石がノコギリで切れるなんて・・・

 石の表面にマジックで下書きをします。石いっぱいに描くのがコツ。削るところが少なくてすむからね。

 砥石を水で濡らして、材料の石をこすりつけて削っていきます。砥石はダイソーで100円で手に入ります。

 穴は古代をしのんで研磨砂と竹ぐしであける予定でしたが、時間がかかるので錐であけました。それでも小学生には大変な作業。

 だいぶ形ができてきました。水ヤスリ600番、1000番で表面を滑らかな曲面にします。

 最後にピカールを布につけて磨くとつやが出て本物らしくなります。ひもを通せば完成!

 図書室では保護者会が開かれています。一年間の活動報告、これからの活動のあり方についての質疑応答などが行われました。

 最後に、今日限りで卒団・退団する団員のお別れ会が行われました。一人一人があいさつします。高校生になってもOB会「イソギンチャク」で活動を支援する先輩もいます。

 卒団・退団者に贈られた記念品。教文センターが編集した、藤沢市の生き物図鑑です。

 今年一年一度も休まずに活動に参加した団員には皆勤賞の赤バッジが贈られます。

 OB会「イソギンチャク」から、運営委員の先生方に、20周年を記念して、感謝の色紙が贈られました。裏が手作りの星座早見盤になっています。

 表には、先生方の名言・迷言を集めて20年間の活動の想い出がこめられています。何よりの記念です。

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