雑草を食べる会 2004/04/18

年度はじめの活動は恒例の「雑草を食べる会」です。藤沢市北部の「少年の森」を会場に行われました。
3年ぶりにお天気に恵まれ、お父さん、お母さんや、兄弟も参加してにぎやかな活動になりました。


 朝九時、「少年の森」の広場に集まりました。団長の小野先生のお話で活動が始まります。

 指導員のお姉さんとお兄さんが、少年の森での活動の注意事項を説明してくれました。

 食べられる雑草について鈴木先生が教えてくれます。毒草はほんのわずかな種類だけですからしっかりおぼえよう。

 少年の森の外の田んぼのあぜや休耕地で、班ごとに手分けして、食べられそうな雑草を探します。

毒草注意:キツネノボタン ウマゼリともよばれ、あぜなどに生えています。食べると胃腸炎を引き起こします。葉がセリに似ているので気をつけよう。

毒草注意:トウダイグサ 行燈の油の皿を置いた燈台に似ているのでトウダイグサと呼ばれています。アルカロイドという毒を含みます。白い汁もかぶれるので摘まないこと。

食べられます:タンポポ アクが強いですが、ゆでて水にさらせば食べられます。根はきんぴらにしてどうぞ。

食べられます:カラスノエンドウ ツル先の若葉や青い実の部分を食べます。おひたし、あえ物、天ぷら、何でも可。

食べられます:アマチャヅル ツル先を、そのまま炒め物にしたり、天ぷらやかき揚げ、卵とじなどにも。

食べられます:ユキノシタとドクダミ どちらも天ぷらがおいしい。ドクダミは独特のにおいも消えて甘くなります。共に葉の裏側だけにころもをつけて、さっと揚げます。

 収穫物は広げて鈴木先生たちプロの厳しい点検を受けます。よし合格!料理していいよ。

 班ごとに協力して調理を始めます。運営委員の先生があらかじめとっておいてくれた、ヤブカンゾウやツバキの花も食材に。

 やはり天ぷら・からあげが一番人気。やけどをしないように気をつけて。おひたし、ごまあえ、味噌汁にも挑戦。

 みんながもってきたお昼は、ご飯のおにぎりだけ。おかずは全部雑草です。こんなに豪華なメニューになりました。

 みんなそろって「いただきまーす」。後片付けまで協力してしっかりやろうね。

 おなかはいっぱいになりました。最後に広場に集まって、まとめのお話しと来月の活動の連絡を聞きました。

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