2004年8月20日の例会の記録の第2ページです


光子の裁判
(林さん)
 2004年チェコでのGIREPにおいて発表。
(井階さん)
8月上旬に奈良で行われた全国理科教育大会で発表。

 素粒子が粒子性と波動性の両方を持つ存在だということを、いかに教えるか、教師側の工夫が求められていますが、実際に生徒の目の前で具体的な実験ができるようになったということは、今まで以上に効果的な教え方の工夫の余地ができたといえるでしょう。

装置の全景

うっすらですが干渉模様が映っています。

携帯の電波で光るLED
(川田さん)
 コイルとショットキーダイオードとLEDを直列につないで回路を作り、携帯電話のアンテナにコイル通すと、電波を発信する際、LEDが光ります。
 安価なショットキーダイオードが手に入りにくくなっていますが、1つあると
電波の存在を知るいい道具になります。
 回路をアンテナに垂直に置いたり、横向きに置いたりして動作を調べていました。
 ハンガリーは日本ほど携帯電話が普及していないようで、二人とも興味深く実験していました。

光の3原色装置
(飯田さん)
 前回の例会で紹介した、チェコでの発表用に開発した超簡単光の3原色装置。
 簡単に分解できることが、シャンドールさんの興味を引いたようです。

立体写真
(伊藤政さん)
 左右の目で、青赤のセロファンを通して見ることで、写真が立体に見える立体写真があります。伊藤さんは、この写真を自作。
 普通の写真をコンピュータのソフトで加工して作ったそうです。
 いろいろな写真を立体視できたら面白いですね。

 でも、なぜ立体的に見えるかということが大事大事・・・・。

垂直風洞と竜巻
(伊藤政さん)
 羽根を持った種を飛ばしてみせる垂直風洞と、さわれる竜巻装置を見せてくれました。

 垂直風洞では、種がくるくるとよく回り、浮遊続けます。簡単な(値段も安い!)構造に興味津々。

 竜巻発生装置は見事な竜巻を作り出しました。二人とも大変驚いたようです。
 

錯視図形
(伊藤政さん)
 上野駅の中にあるスタディルームという科学グッズのお店で購入した錯視の飾り物。
 横から見ると出っ張っている部分が、正面から見ると引っ込んで見えます。

 交流会のあと、歓迎の宴を開きました。お二人とも箸の使い方が上手で、日本食は何でもOK。 

 エステルさんはヘビースモーカーで、お酒もいける口。刺身もウナギもなにもかも食べられます。
ただ、スパゲティは苦手のようでした。

 シャンドールさんはその逆。お酒は飲みません。こちらばかり酔ってしまって申し訳ないなあ。
 エステルさんは、冗談半分に「酒もなし、タバコもなし、女っ気もなし、ハンガリー人の男としては、
クレイジー!」。
 でも実際は、女っ気は◎。シャンドールさんは妻も子もあるすてきな人です。  

 最後に、今日の会の写真をスライドショーでみんなで見ました。この写真はCD-Rに焼いて、二人に
渡しました。いつかハンガリーでも、このような宴会を開きたいですね。


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