HDDの分解

最近のパソコンにHDD(ハードディスク)は欠かせません。でも、案外実物を見たことある人って少ないのでは? それも、どうせ見るなら中身までお見せしましょう!

このPageを元に何かを分解して修復不可能になっても、責任は 取れません。分解はあくまでも、セルフリスクが基本です。

トップページ メール


左から図1/2/3/4

 まずは外見から。上面図が図1、側面の端子が図2です。今回分解したHDDは黒い色をしていますが、銀色(地金の色)の物が多いです。サイズは今回分解した3.5インチサイズが今の主流です。いくつかの端子には、それぞれ役割があります(図2中で解説)。早速フタをはずすと、図3のようになります(図4:拡大図)。真ん中でキラキラ鏡のように光っている丸い円盤に、いろいろな情報が書き込まれます。フロッピーディスクと原理は同じですね。

左から図5/6/7/8

 様々な情報は、のようなヘッドで読み書きされます。この円盤は、アルミニウム合金を磁性体でコーティングした物です。図7のように側面から見るとわかるように、このHDDでは円盤が2枚入っています。3枚の物もあります。この円盤が、モーターで回されて一分間に何千回転もしているのです。”7200rpmのHDD”といったら、7200回、回転しているわけですね。実に一秒間に120回転していることに!

左から図9/10/11

このヘッド部は、図4の左下の電磁石で上下に動かされます(図9)。ふたを取った拡大図(図10)でよく分かるとおり、コイルですね。さらに、フタの部分(図11)には、磁石が四つ入っているのが分かります。メーカーが違っても、基本的なところは同じです。

左から図12/13/14

 今度はHDDを下から分解します。底には、HDDをコントロールする基盤がついています。基盤をはずすと、先の丸い円盤を回すモーターが見えます(図12)。今まで見てきたのは標準的なサイズのHDDでしたが、最近のノート型パソコンにはもっと小さな物が使われています。図13に示したのは、先ほど分解した3.5インチHDDと、東芝Liblettoに使われていた2.5インチ8.5mm厚HDD(図14)です。画像だとあまりピンと来ないかもしれませんが、とにかく小さいです。これも分解してみました。

左から図15/16/17/18

 フタをはずしたところが図15。仕組みは、図3の普通のHDDと同じですね。円盤は、一枚だけでした(図16)。コントロールを行う基盤も、当然小さいものが使われています(17/18)。分解したものは270MBのものですが、現在は同じサイズで8GBの容量のものまであります。

トップページ メール