Libretto70(完全分解&改造)

愛機のLibretto70をPowerUp! 改造&外装の塗装を行いました。

このPageを元に何かを分解して修復不可能になっても、責任は取れません。 分解はあくまでも、セルフリスクが基本です。 <参考リンク>べるの部屋(パソコン改造情報)

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Win95を快適に動かせる最小の大きさのパソコン、Libretto。先代のLibretto20も既に分解しました。今回は、後継機Libretto70を分解するだけでなく、クロックアップ(本来のCPU性能以上のクロックを出す)を行い、さらに外部の塗装も行いました。まずは外形(図1)。キーボードはネジ一本ではずせるようになっていて、すぐに取れます(図2)。ここまでは、通常のメモリ増設の手順でも行うようになっていて、きちんとメーカーの保証もききます(笑)。図2中の銀色の板は、不必要に内部に手を触れられないようにする目的と、放熱の目的があります。これをはずすと、中の基盤が少し顔を覗かせます(図3)。本体の下のカバーも取ると、基盤が出てきます(図4)。

左から図1/2/3/4

 基板上にはいろいろなものが取り付けられていますが、いくつかを紹介します。5/6は、本体に最初から実装されているメモリ16Mです。図6は横からの画像ですが、見て分かるとおり二階建て構造になっています。7/8/9はそれぞれ順に、画像処理IC、CPU、音処理ICです。Libretto本体は東芝製ですが、中のICなどは別のメーカー製も多数あります。図10は、本体のタイマー用のバッテリーです。

左から図5〜10

 さて、ここからが改造です。図11のように、実体顕微鏡下で作業は行いました。図4中に印があった、PLL-IC(W48C54A-55G)の16番目のピンを基盤から離します(図12)。さらに、13番ピンと接続させる(図13)ことにより、ベースのクロックが、60MHzから66MHzへと上がります。なおICのピン配列は、右下図のようになっています。

左から図11〜15

 次に、CPUの185番ピンをいじります。CPUのピン配列は、基板上に印刷してあります。左上の角から、半時計回りに1番から順に何番ピンというようになっています。この中から185番ピンを、Gnd(アース)に接続します。実際には、直接CPUのピンをいじらなくても、基盤の空きがあるのでそこを利用します(下図及び図14)。これにより、2倍速から2.5倍速へと上がります。以上の二つの改造により、本来は60×2=120MHz動作のCPUが、66×2.5=166MHzにて動作します。改造後も、特に熱暴走やシステム不安定などの弊害は起きていません。安定して動作しています。

くれぐれも断っておきますが、改造は各自のセルフリスクの元で行いましょう。作業は、図15のように非常に細かい作業になります。半田ごて作業に自信の内人は、絶対に行わないこと!!

左から図16〜19

 図16は、ディスプレイ部のカバーをはずしたところです。各部を拡大したものが図17〜20です。スピーカー(図17)、マウス(ポインティングデバイス)図18)、マウスのボタン(図19)。液晶ディスプレイは、実はSHARP製だったのですね(図20)。

左から図21〜25

 図21は、Libretto70の電気的構造部品の全部です。たったこれだけ、と思うか、こんなにたくさん、と思うかは人次第ですね。図22が、外に接しているケースです。これを好きな色に塗装します。2325が完成したLibretto70(改)です。金色に塗装したので、”Gold Libretto”になりました。


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