デジカメで、見えない光を見よう!〜赤外線〜
2003.11.11.公開


【時間・難易度】
10分、★☆☆(易しい)
【準備】
デジカメやカメラ付き携帯電話、テレビやビデオなどのリモコン
【やりかた】
リモコンのボタンを押し、送信する部分を肉眼で見ても何も見えません(ごく稀に、見える機種や見える人もいるらしいです)。
しかし、デジカメやデジタルビデオなどでその部分を見てみると・・・。光って見えます! しかもこれが点滅しています。
ちょうどこんな感じです。
カメラ付き携帯でもこの通り。
目では見えないのに不思議ですね。
ここにも見えない光が使われています。便器の上の黒い部分をsekgai01.jpg見てみると・・・。
この通り。一番左側で明るく光っているのだけが、肉眼で見て光っているように見えていました。
パソコンなどでも見えない光が使われています。黒い赤外線通信ポートを見てみると・・・。
この通り、光って見えます。実際には点滅していて、この点滅の仕方を変えることにより、いろいろな情報を通信するのです。
【危ないところ】
目で見えなくても、光っているはずの部分をじっと見続けるのはやめましょう。
【なぜそうなるの?】
 リモコンやパソコンの通信などには、目に見えない光が使われています。この光を上のようにして”見て”みると、非常に早く点滅していることがわかります。よくよく調べてみると、例えばリモコンで”電源オン”のボタンを押したときと、”チャンネルを変える”のボタンを押したときでは、点滅が変化します。といっても、肉眼でわかるようなの点滅の変化ではありませんが・・・。しかしリモコンで操作される機械、例えばテレビなどは、リモコンの点滅の変化を”電源オン””チャンネルを変える”などの命令として受け取り、動作するわけです。
 ここまで目に見えない光、と言ういい方をしていましたが、この光は赤外線(せきがいせん)と呼ばれています。虹色のい色の側にあるので、その名前がついています(紫外線のページに図があります)。デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどに使われているCCDというセンサーは、人間の目よりも感じることのできる範囲が広く、一部の紫外線や赤外線まで反応します。なお最近はCCD以外にも、CMOSというセンサーが使われています。こちらが赤外線に反応するかどうかはただいま調べています。またCCDを使っていても、赤外線に反応しないものもあります。これは、CCDの手前にあるレンズの部分などで赤外線や紫外線をカットしているためだと考えられます。
 またデジカメの種類によって、赤外線をどのような”色”として捉えるかが違っています。いくつかの機種についてはサンプルがありますので、こちらもごらんください
 赤外線という言葉は、コタツなどでおなじみですね。この光は、物体に当たると熱を発生させる性質があります。コタツは、電源が入ると赤い色の光を出すものがあります。しかし目に見えている赤い色が赤外線ではありません。見た目が暖かそうに感じるように、赤い光も一緒に出しているのです。その証拠に、全然赤く光がついていないのに暖かくなるタイプのコタツもあります。これは赤外線だけを出していることになります。
【参考にしたもの】
(よく知られている実験)
【参考になるもの】
(適当なWEBが現時点で見つかりませんでした。単に赤外線と検索すると、非常に多くのサイトがありますが、純粋に理科に関わるようなものはなかなかありません。中には赤外線を悪用した情報を発信しているサイトもありますので、ご注意下さい。)
検索するのに使うといいキーワード
赤外線 CCD リモコン デジカメ 光通信