福井県小浜市理科大好きスクール懇話会と共同開催
日時 平成16年6月4日(金)18:30〜
場所 若杉本館(小浜市駅前)
内容 1.「もののとけかた」田中智恵子先生(遠敷小)
2.「いきいきわくわく物理サークルの人間電圧計」水上裕次先生(粟野中)
3.「ハイパワー発電機」川村康文(信州大学教育学部)
4.「分光筒」川村康文(信州大学教育学部)
5.「ストローの恐竜作り」山下典子(嶺南教育事務所)
参加者:
サイエンスEネット側
 水上裕次,川村康文(敬称略)
小浜市理科大好きスクール側
 坂田稔校長(遠敷小),松崎真里教頭(宮川小),澤田利夫先生(市教委),
山下典子先生(嶺南教育事務所),水上裕次先生(粟野中),田中智恵子先生(遠敷小),
古田智子先生(宮川小),井上富夫先生(遠敷小),森田崇先生(口名田小),
窪田光宏先生(内外海小),金本訓郎先生(嶺南教育事務所),城谷俊臣先生(小浜中),
松井利仲先生(国富小),貫井貴史先生(松永小)

当銀さんからの「ONSEN君」の紹介

1.「もののとけかた」田中智恵子先生(遠敷小)
 食塩の粉がたくさん入っている容器に水をたすと,溶液のかさはどうなるでしょうか?
   子ども達の予想  減る・増える・同じ
そこで,演示実験を行い結果をみてから,それでは,食塩と水の合計した重さは,食塩の重さと水の重さを加えたものと比べてどうなるでしょうか?
上記の実験で,溶液のかさが減ったのを実験で確認したあとの子ども達の予想は,
   減る・増える・加えた重さと同じ
この実験が終わった段階で,フロアーから,砂糖の場合は水かさが減らないからねと,話がでましたので,本当かな?という話になって,急遽,砂糖でも実験をすることになりました。田中先生,フロアーを子ども達にみたてて,予想をみなさんにさせました。
   溶液のかさは,  減る・増える・同じ
実験の結果,ほぼ同じで,食塩の減り方と比べて,体積は変わらないということで納得しました。
 
2.「いきいきわくわく物理サークルの人間電圧計」水上裕次先生(粟野中)
 バットの両端に,アルミホイルで,平行電極を作り,スライダックでこれに電圧をかけます。片手の指を2本そろえて,アルミホイルに平行にいれると,ほとんどしびれません。また,指の間隔を広げても,ほとんどしびれませんが,指をアルミホイルに垂直に入れ,指の間隔を広げると,びりびりとしびれが来ます。指の間隔を狭めると楽になります。
 この実験は,電極間に電位差ができていることを,テスターを使って等電位面を描いていましたが,まさに身体で体感する「体感の物理教育」の教材として使えると思いました。
 小浜市理科大好きスクールの指定を受けられた小浜市理科教育推進委員会会長の坂田稔校長先生(遠敷小)も,熱心にまさに体感実験をされていました。
 
3.「ハイパワー発電機」川村康文(信州大学教育学部)
 ハブダイナモを用いて簡単に自作できる手回し発電機で,携帯ラジオを鳴らしたり,大容量コンデンサーに充電してから携帯ラジオを鳴らした.
 
4.「分光筒」川村康文(信州大学教育学部)
分光シートを1cm×1cmに切って,ガムテープを用いて,作るタイプを紹介した。部屋の蛍光灯をみてもらった。
川村康文

アルバム

01 02 03 04
(水上発表)
指の入れ方の説明
松崎教頭先生 坂田校長先生 山下典子先生
05 06
(田中発表)
食塩の上から水を入れる
(川村発表)
ハイパワー発電機で
携帯ラジオを鳴らす
straw2
(山下発表)
ストローの恐竜作り

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