ヴェトナム ホーチミン日本人学校 発 細野輝彦 先生の The ホーチミン通信 |
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【交通事情】
ベトナムといえば、バイクです。
ベトナムでは、バイクのことを「HONDA」といった方が通じます。
ホーチミンは、ものすごいバイクの交通量です。
街を歩いていると排気ガスでのどや目が痛いほどです。
その上、私たち日本人にはまねのできないベトナム人独特の交通ルール感(?)があります。
普通110ccのバイクは、定員2名だと思いますが、ここベトナムでは、乗れるだけが定員です。
本当かどうかわかりませんが、少なくとも、警察の前を一家5人乗りで走行しても捕まらないようです。
また、積載範囲もこれまた乗せることができるだけ。
ベトナムのバイクにのせることができるのかといったテーマの写真集が発売されているほどです。
逆走行あり。
信号無視をお互いしているので、どちらが悪いのかわからず常に交差点では交通渋滞。
ロータリーは、ガンの飛ばしあい。
でも、接触事故や血がでない人身事故くらいでは、加害者も被害者もお構いなしといった状態です。
【気候】
熱帯なので、雨季と乾季があります。
しかし、今年は異常気象なのでしょうか。
通年10月には乾季に入り、雨が降らないのですが、12月に入っても雨が降っています。
また、雨季の雨は、スコールなので、夕方、短時間に降ってあとは降らないというものです。
しかし、朝からしとしとじめじめ降る雨が最近よく降ります。
【学校行事】
本校では、乾季の12月に大運動会があります。
日本の運動会とは異なり、日本人学校と商工会と補習校と3者共催といった形をとります。
簡単にいえば、ホーチミンに在留している日本人はどなたでも参加することができます。
ホーチミンの在留邦人は1500人くらい。大運動会の参加者は、約600人。
大会関係者も含めると、半分の日本人が参加したことになります。
【はやっていること】
やはり、鳥インフルエンザです。
私が赴任したときはSARSが流行っていました。
昨年から引き続き鳥インフルエンザが猛威を振るっています。
しかし、日本の方が情報が早く、また日本の方がとても敏感になっているようです。
こちらに住んでいると、現地の人たちはそれほど鳥インフルエンザのことを気にしていないようです。
ケンタッキーは通常営業です。(笑)
(2005年12月発信)