バンドン通信 

インドネシア バンドン日本人学校
松本太志先生のレポート
From April 2006

●2006年4月17日号 第1号  

 皆様、いかがお過ごしでしょうか。4月7日にジャカルタ入りし、翌8日にバンドンに入りました。バンドン日本人学校は、今年度、14名の児童・生徒でスタートしました。新任の受け入れから現在まで、先任の先生方とそのご家族の多大なるご配慮で、何とかバンドンでの生活をはじめることができました。14名という少人数の学校ですから、非常に家族的な仲間集団であり、教育も個々に合わせた柔軟な対応をはかることができる反面、多くの学年が1名もしくは2名という人数ですから、学校教育において大きな教育効果のひとつである「集団の高めあい」が欠落するなどの問題もあります。また、多くの児童・生徒が、国際結婚家庭の子女であることから、進路指導なども非常に複雑な
問題があります。
 
 まだ、1日1日をやりくりするので精一杯の毎日ですが、先任の先生方とともに協力し、児童.生徒のために全力で教育活動に臨みます。
 
 バンドンは、赤道直下のインドネシアにおいて、標高が800mと高く、非常にすごしやすい天候です。北海道の7月中旬や8月のお盆過ぎのような気温の日々が1年間続きます。日常の生活では、ほとんどのものが手に入り、生活するうえでは非常に便利な街です。人口は250万人とも言われますが、正確なところは誰にもわかりません。街並みの規模はむしろ室蘭よりも小さいくらいです。ここでは、「夏休みまでにインドネシア語の習得」が生活するうえでの必須課題であり、とにかく今はことばを覚えることに必死です。ことばの習得とともに、世界も広がると思われますので、また、バンドンの様子をお伝えします。