なんでも 理科室
NANDEMO RIKASHITSU


     −70℃の世界を楽しもう  ドライアイスとアルコールの寒剤  Jun 05/ 2000


 給食にアイスクリームやフローズンヨーグルトがつくと,その箱の中にはドライアイスが入ってきます。
あちこちの教室では水の中にドライアイスをいれて泡がぶくぶく出るのを見て楽しんでいます。

 さて,水の代りにアルコールをつかうとどうなるでしょう。

  

  用意するもの  アルコール,ドライアイス,低温に耐えることのできる容器
            ピンセットなどはさむもの,花や葉
                            ここでは,パンジーとペチュニア   

             アルコールはメチルでもエチルでもかまいません

             エチルアルコールとドライアイス ・・・ −72℃
             メチルアルコールとドライアイス  ・・・ −77℃  
           まで下がります。

                                     メチルアルコールは身体に有害です。注意してください。
                                      



  ドライアイスをいれるときのアルコールの温度が高いと激しくあわ立ちます。
  はじめはドライアイスをすこしづついれて,徐々に温度を下げていきます。











  1年生です。給食をはやめに食べて実験です。

  のぞきこんでくる子がいます。激しくあわ立ったりするものなので,子ども達の
 目の位置には気をつけます。すこし高め。立ってみるくらいにしました。









  花をアルコールの中に入れてしばらく待ちます。
  すばやく取り出して,花をつまむと・・・ぱりっと音を立てて割れます。

  花は,
       軸を持ってアルコールにつけることができるようにするため
       はやく凍るように薄い花びらのもの
  ということで,パンジーをつかいました。






  ペチュニアでも十分に固まりました。
  軸がないので,ピンセットをつかっています。











  10分もすると,ビーカーの周りは霜でいっぱいに
  なります。











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