いきものふれあいの里は、狭山丘陵と周辺の緑地を一つの区域として捉えた約1,000haにおよぶ自然観察ゾーン。全体としてセンターエリア＋５つの観察スポットで構成され、各スポットは全長約13kmの連絡歩道によって結ばれている。スポット１は水鳥の楽園(17.5ha)、スポット２は虫たちの森(6.0ha)、以下スポット３湿生植物の里(9.9ha)、スポット４雑木の森(8.0ha)、スポット５蝶の森(1.9ha)というふうに、それぞれが特徴のあるフィールドを形成している。また、狭山丘陵いきものふれあいの里センターは狭山丘陵の自然について学習し、自然に対する理解を深めていただくためにつくられた施設で、この中には展示室、ネイチャーバンクコーナー、観察バルコニー、講義室などがある。
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野山北公園は、武蔵村山市中藤地区に位置する高低差約４０ｍの変化に富んだ雑木林で、コナラ、クヌギ、アカマツなどが主体の二次林を構成してる。園内には人工池や谷戸のほか、４カ所の湧水もみられる。出会いの丘からのびる尾根には展望台があり、緑豊かな狭山丘陵の眺望とオオタカやシジミチョウなどの観察に最適な場所である。
六道山公園は、狭山丘陵西側の標高190m前後の高い場所に位置し、瑞穂町の「文化の森」として１９８３年に開園。地上１３ｍの展望台は、狭山丘陵で最も高い所であるが、ここからは富士山や奥多摩・秩父の山並み、あるいは新宿副都心の高層ビル群など３６０度の展望を楽しむことができる。