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はじめの一枚:こんなところに小さな科学
 2021年4月2日、北里大学相模原キャンパスの桜です。2009年4月の記事で、全世界のソメイヨシノがすべて1本の木からのクローンであること、遺伝子解析が進められていること、をとり上げました。その後の研究がどんな経過をたどっているか調べてみました。以下の記事はWikipedia「ソメイヨシノ」からの抜粋です。

1995年:京大グループ・DNAフィンガープリント法による解析:ソメイヨシノがクローンであること、遺伝的にエドヒガンとオオシマザクラを親に持つこと
2007年:千葉大/静岡大:ソメイヨシノが「コマツオトメのようなエドヒガン系品種を母親に、オオシマザクラを父親として起源した」
2012年:千葉大:北関東のエドヒガンがソメイヨシノの母親と推定され、コマツオトメはソメイヨシノの母親ではなく近縁にとどまること。今後、細胞核DNAのS遺伝子等の解析も併せて総合的に判断することで、母親の起源が特定される可能性があると指摘。
2014年:首都大学東京・核SSR法によるDNA解析:ソメイヨシノの交雑割合が、エドヒガン47%、オオシマザクラ37%、ヤマザクラ11%、その他5%であること。つまり、ソメイヨシノ = (オオシマザクラ×ヤマザクラ) × エドヒガンとの推測。
2017年:森林総合研究所/岐阜大:ソメイヨシノは1回の種間交雑による雑種ではなく、より複雑な交雑に由来するとの説。
2019年:かずさDNA研究所/島根大/京都府立大:ソメイヨシノのゲノム情報の解読を完了。通説通りソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラを祖先に持つことが判明。またこの祖先の2種は552万年前に異種に分かれ、百数十年前に交雑してソメイヨシノが誕生したと考えられる。

 遺伝子情報の解析から、交配や生物進化の歴史がここまで詳しくたどれるようになってきたのですね。大変興味深く読みました。(2021/03/30更新)
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