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はじめの一枚:こんなところに小さな科学
 サクラの花が終わる頃咲き始める藤の花。垂れ下がった花茎に多くの花が一斉に咲いて目を楽しませてくれます。藤はマメ科の蔓性植物で、陽当たりを好み、そばに影を作る高い木があるとそれに向かって蔓を伸ばし、木に巻き付いて陽向に出ようとします。
 ところで、日本の固有種の藤には、ノダフジ(野田藤)とヤマフジ(山藤)があって、蔓の巻き方が逆で見分けられるのだそうです。右斜め上に向かって(進む方に向かって時計回りに)巻き付いていくのがヤマフジです。ところが、この巻き方を「右巻き」と呼ぶか「左巻き」と呼ぶかは本やネットの記事でもしばしば混乱していて曖昧です。右巻き・左巻きという表現では上から見るか下から見るかで入れ替わってしまうからです。
 科学の世界ではこの曖昧さを避けるために、ヤマフジの巻き方を「右手、右ねじ、Z巻き」と表現します。電流が作る磁界は「右ねじの法則」に従います。右ねじは時計回りに回すと進むねじです。「右手の関係」ともいい、親指を電流の方向に向けて立てて、四本指を握るとその向きが磁力線の向きになります。「ヤマフジは右ねじの巻き方」といえば紛れはなくなります。
 ちなみに、写真の藤は藤沢市の引地川親水公園のもので、おそらくノダフジだと思いますが、人為的に藤棚に縛り付けられて整形されているので巻き方はよくわかりませんでした。(2019/05/08更新)
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