ふつうのコマは回っている間はたおれませんが、止まるとたおれてしまいます。しかしこのコマは必ず立ったまま止まります。ただし、このボードの上で回さないとダメ。どんなしくみで立つのか考えてみましょう。ちなみに、ボードは古いデスクマットを切って、枠に打ち付けただけです。軸先端との間に滑りがないことがポイントです。固い机の上などでは、自立してくれません。
たおれないコマ
ふつうのコマは回っている間はたおれませんが、止まるとたおれてしまいます。しかしこのコマは必ず立ったまま止まります。ただし、このボードの上で回さないとダメ。どんなしくみで立つのか考えてみましょう。
ちなみに、ボードは古いデスクマットを切って、枠に打ち付けただけです。軸先端との間に滑りがないことがポイントです。固い机の上などでは、自立してくれません。
なにやら怪しげな電子回路付き・・・に見えますが、実は大きい方のコマは、壊れたビデオデッキの回転ヘッドを取り出したもの、小さい方は、壊れたドットインパクトプリンタのヘッド部分から取り出した部品です。つまり材料費ゼロ！
しかけは軸の先端にあります。ナベ頭のビスをねじ込んであります。鍋底状の形をした広い軸端にはたらく摩擦力のトルクが、常に傾いた軸を引き起こす方向にはたらくようです。
相当ふらついて回っていても、止まる直前に「気をつけ」をするようにすっくと立ち上がります。
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