ペットボトルリサイクルでできるサボニウス風車の工作

 サボニウス風車は、フィンランドのサボニウス(Savonius)が発明したもので,バケットといい円筒形を縦に2つに切った形をしたものを,中心を少しずらして心棒を取り付けたような形をしています。

 
改良版:
ダイオードなら,点灯します。
     

 みなさんがよく知っている風車の代表の1つに,風速計に利用されるロビンソン風速計(写真)があります。この風車は,風に押されて回るタイプで抗力型風車といいます。サボニウス風車は,この抗力型を改良したもので,ニつのバケットの間を通り抜ける風も利用して効率を高めたものです。

         


 プロペラ型などの風車に比べると、効率はあまりよくありませんが、わずかな風でも回転を始めるという特徴があます。
 それでは,さっそく簡単にできるサボニウス風車を工作してみましょう。

(材料)
 ペットボトル,食品トレー,CD,ガムテープ

(工作方法)
1.ペットボトルの胴体を,はさみで切り抜きます。
2.切り取ったものを,縦に切り,2つに分けます。
3.CDを天板と底板にし,これにペットボトルの胴体を縦に切ったものを互い違いに固定します。

           

4.食品トレーを利用して,風車を支える部分を作ります。
5.風車をその中に設置して,完成です。

      

 さあ,実験してみましょう(savo.mpg)。


 お楽しみ頂けましたでしょうか?とっても簡単にできるサボニウス風車です。

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