何が画期的か?
なんといっても,ハンダ付けを一切行わないことです。流しなどでの防水用に用いられるアルミテープを用いて,電子回路を組み,それぞれの電子部品をステイプラーでとめるという画期的な実験教材です。
いろいろなバージョン
1.ハート形ラブラブ点滅ダイオード・・・これは,2個のフォトダイオードを,交互に点滅させます。
2.クリスマスカード・・・クリスマスツリーの先端に赤色ダイオード,クリスマスツリーの本体に緑色ダイオードをおき,交互に点滅させます。アルミテープ・ホッチキス型。第3回クリスマス京都レクチャー(2001年12月24日)で,実施しました。
今回の実験 ハート形ラブラブ点滅ダイオード
(材料)
厚紙,アルミテープ(100円ショップで),ステイプラー,
発光ダイオード2個,トランジスタSC1815 2個,電解コンデンサ100μF
2個,電気抵抗100Ω2個,10kΩ2個<好みに応じて,電解コンデンサーの値や抵抗値を変えてみましょう!>
もしクリスマスカードならはがき1枚(できるだけ,自分たちでデザインしよう)
(工作方法)
0.厚紙の上に,アルミテープを貼る位置を決めます。下の図は,はがきサイズに合わせて下さい。クリスマスカードやハート形のメッセージカードにします。
1.アルミテープを貼ります。そして,図のようにダイオードを赤と緑とを1個づつホッチキスでとめます。このとき,ホッチキスは2回ずつとめます。
2.電気抵抗を2個ずつ4個とりつまます。
3.トランジスターをとりつけます。3本のあしがあるので,注意しましょう。
4.電解コンデンサーをとりつけます。これには,+−が決まっていますので,まちがわないように注意しましょう。
さあ,実験してみましょう。
赤と緑のダイオードが交互に点滅しています(mpg動画)
以上,お楽しみ頂けましたでしょうか?
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