平成16年1月15日
エネルギー教育イベント企画案(第六次案)
(財)社会経済生産性本部
エネルギー環境教育情報センター
1.目 的
教育関係者をはじめとする国民各層のエネルギー教育への関心を喚起し、その重要性についての理解を深めるとともに、学校や地域・家庭等におけるエネルギー教育の実践の促進を図ることを目的とする。
2.実施上の留意事項
・これまでエネルギー問題やエネルギー教育にあまり関心のなかった教育関係者等の参加を促すような企画とする。
・本イベントの実施を通して、エネルギー環境教育研究フォーラムへの入会を促す。
・既存事業(エネルギー環境教育研究フォーラム全国大会、エネルギー教育実践校、地域拠点大学等)との連携を図り、相乗効果を高める。
・告知、募集、成果の公表等に際し、マスメディアの積極的な活用を図る。
3.対 象
・教育関係者(小学校・中学校・高校の教師、大学関係者、教育委員会、社会教育関係者等)
・児童・生徒及び保護者
・エネルギー関係企業、団体 他
4.参加人数
教育関係者 約千人
児童・生徒及び保護者 1〜2万人
5.実施体制
(主催)経済産業省資源エネルギー庁
(財)社会経済生産性本部・エネルギー環境教育情報センター
全国地方新聞社連合会 日本放送協会
(後援)文部科学省
全国都道府県教育委員会連合会 全国市町村教育委員会連合会
全国連合小学校長会 全日本中学校長会 全国高等学校長協会
日本私立中学高等学校連合会
(社)日本PTA全国協議会 (社)全国高等学校PTA連合会
(社)全国子ども会連合会 (財)全日本社会教育連合会
6.実施日
平成16年3月28日(日)
7.会 場
○都市センターホテル
東京都千代田区平河町2−4−1 TEL.03-3265-8211
メインホール(3階):コスモスホール(収容人数約750名)
イベント会場(6階):150名収容が2部屋、50名収容が6部屋
(7階):100名収容が1部屋
(5階):100名収容が1部屋
○赤坂プリンスホテル
東京都千代田区紀尾井町1−2 TEL.03-3234-1111
イベント会場(別館3階):グリーンホール(約450u)
8.告知・募集方法
<DM送付>
・ 首都圏の小学校・中学校・高等学校(約7,400校)
・ エネルギー環境教育研究フォーラム会員(約9,300名)
・ 全国の教育委員会(教育センター)(約3,000箇所)
・ エネルギー教育実践校(119校)
・ 地域拠点大学(18校)
・ 首都圏のPTA組織
・ 首都圏の子ども会組織
・ 全国のエネルギー関連広報施設(約350箇所)
・ エネルギー関連企業、団体
<新聞紙面による告知>
・ 朝日、読売の首都圏版(未定)
・ 教育業界紙(日本教育新聞、教育新聞等)
<ポスター・車内吊り広告>
・ 首都圏の主要路線における車内吊り広告
・ 首都圏の主要駅へのポスター配布
<ホームページ>
・ エネルギー環境教育情報センターHP内の専用サイト
(告知の他、イベントに関連した各種情報を提供し、イベントへの参加やエネルギー環境教育研究フォーラムの入会を促す。)
・ エネルギー環境教育ジャーナル紙面での告知
・ その他
9.イベント名
(A案)エネルギー教育フェア2004〜先生と子どもと親のための発見!体験!ワールド
(B案)春休みワクワク教育フェア〜エネルギー・環境・サイエンス
10.プログラム案
(1) 基本構成
参加者の属性やエネルギー教育への関心度等に応じたイベントの基本構成として、以下のような案が考えられる。
対 象 イベントの種類 |
関心の高い教師 |
一般の教師 |
保護者・児童生徒 |
|
プ レ イ ベ ン ト |
平成15年度エネルギー環境教育研究フォーラム全国大会 |
◎ |
○ |
|
エネルギー教育実践校発表会 |
◎ |
○ |
|
|
地域拠点大学発表会 |
◎ |
○ |
|
|
メ イ ン イ ベ ン ト |
授業診断・公開セミナー |
◎ |
◎ |
|
教材展示会(広報施設紹介を含む) |
◎ |
◎ |
|
|
講演(教育一般) |
○ |
◎ |
|
|
教材作り・教材活用ワークショップ |
○ |
◎ |
|
|
エネルギー体験館 |
○ |
○ |
◎ |
|
サイエンスショー |
○ |
○ |
◎ |
(2)プログラム例
@メインイベント(3月28日)
A.都市センターホテル |
B.赤坂プリンスホテル |
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コスモスホール (750名) |
601・100名/606・ 100名/701・70名 |
603/604/605/607/608/609(各70u) |
グリーンホール (430u) |
<10:30〜12:00> A−1:サイエンスショー <13:00〜14:10> A−2:講演会 挨 拶(10分) 講 演(60分) |
<10:00〜12:00> A−4:教材作り・教材活用ワークショップ (小・中・高の3分科会形式) |
<10:00〜16:00> A−5:教材展示会(広報施設紹介を含む) |
<10:00〜16:00> B−1:エネルギー体験館 |
<14:30〜16:30> A−3:授業診断・公開セミナー(小・中・高の3分科会形式) |
<A−1:サイエンスショー/(財)大阪科学技術センターに依頼>
(タイトル)わくわくサイエンスショー(仮題)
(内 容)青少年の感性に訴える参加型のミュージカル風クイズショー、科学(エネルギー)トーク、実験ショー等で構成するサイエンスショーで、エネルギーに関する関心の喚起や理解の促進を図る。
(時 間)ミュージカル(約30分)
トーク・実験等(約60分)
<A−2:講演会>
@挨 拶
資源エネルギー庁または(財)社会経済生産性本部・エネルギー環境教育情報センター
A講師・テーマ案
○日本科学未来館長 毛利 衛氏「先生そして子供達へのメッセージ〜宇宙に行って見えたこと」
○数学者・東海大学教授 秋山 仁氏 「がんばれ!先生 本物の学力を育てるための提案」
○北里大学教授
養老孟司氏 「養老先生の環境論〜いちばん大事なこと」
○(株)島津製作所田中耕一記念質量分析研究所長 田中耕一氏 「私の体験的教育論」
*養老氏、田中氏の場合には単独講演よりは聞き手との対談形式が望ましい。
<A−3:授業診断・公開セミナー>
エネルギー教育実践校や希望校(事前に公募)等による実際の授業(ビデオ収録)を事例に、
専門家による助言や参加者からの意見をもとに授業の内容・指導方法などについて具体的な検
討を行う公開セミナー。小学校・中学校・高校の3つの分科会に分かれて実施。
(セミナータイトル案) 徹底解剖! ズバリ先生の授業を診断します
(助言者案)小学校:教材・授業開発研究所代表 有田和正氏
環境・エネルギー総合研究所長 大庭みゆき氏
中学校:早稲田大学助教授 藤井千春氏
兵庫教育大学助教授 上西一郎氏
高 校:信州大学教育学部助教授 栗原 久氏
信州大学教育学部助教授 川村康文氏
<A−4:教材作り・教材活用ワークショップ>
エネルギー教育に関連した手軽にできる手作り教材の制作や、さまざまな学習ツールの活用方法などを体験できるワークショップ。学校段階ごとに分かれて実施。募集定員は各50〜70名程度。
テーマ例及び指導者は以下のとおり。
[小学校]
○手作り発電機でロボットを動かそう(指導者:吹田市立高野台小学校教諭 安岡昭和氏)
○授業に使える科学手品(指導者:元青少年のための科学の祭典実行委員長 後藤道夫氏)
[中学校]
○手作り風力発電機(指導者:土浦市立土浦第五中学校教諭 松永 修氏)
○シミュレーション・ボードゲームの活用方法(三菱総合研究所)
[高 校]
○アルミ缶の科学(指導者:東京都立晴海総合高等学校教諭 藤川清一氏)
○スターリングエンジンモデルの製作(指導者:エネルギー教育コーディネーター松本健一氏)
<A−5:教材展示会(広報施設紹介を含む)>
各ブースによる展示。主催者以外の出展依頼候補機関は以下のとおり。
エネルギー関係機関(省エネルギーセンター、放射線計測協会等)
エネルギー関係業界団体(電気事業連合会、日本ガス協会、石油連盟等)
教材会社
教育関連NPO
エネルギー関連広報施設(「エネルギー広報活動・広報施設表彰」受賞施設等) 他
<B−1:エネルギー体験館/(財)大阪科学技術センターに依頼>
(タイトル)移動科学館(仮題)
(内 容)体験型で楽しみながら学べる展示物、子供たちも参加できる実験教室や工作教室などを通して、次世代層や教育関係者のエネルギーに関する関心の喚起や理解の促進を図る。
Aプレイベント(3月26日・27日)
フォーラム全国大会 |
実践校意見交換会 |
地域拠点大学連絡会議 |
3月26日(金)(公開形式) |
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<25階・アジュール> 10:30〜10:40 ○ 開会挨拶 10:40〜11:40 ○ 講演(エネルギー関連/産総研・匂坂正幸氏) 11:50〜12:50 ○ 講演(教育関連/愛知教育大学寺本潔氏) [昼食・休憩] |
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○ フォーラム会員等によるポスターセッション |
<会場未定> 14:00〜17:30 ○平成15年度活動報告 (小・中・高校の3つの分科会による発表) |
<会場未定> 14:00〜17:30 ○平成15年度活動報告 (2つの分科会による発表) |
<25階・アジュール> 17:30〜19:00懇親会 |
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3月27日(土)(関係者のみの参加) |
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<10階> 10:00〜12:30 ○テーマ別意見交換会 (3つの分科会による討議) [昼食・解散] |
<11階> 10:00〜12:00 ○分科会討議(2分科会) [昼食] <5階> 13:00〜14:30 ○全体討議 |
11.その他
(1) 参加者へのインセンティブ
参加者の拡大を図るため、来場者に対し教材、記念品、参加賞等の配布を行う。
<抽選で提供>
・エネルギー教材キット(平成14・15年度作成分)
・トートバック ・Tシャツ など
<参加者全員に配布>
・エネルギー最新資料集またはCD−ROM(エネルギー教育ハンドブック等を基に編集・作成) ・クリアファイル ・オリジナルピンバッジ など
(2)結果の公表
本イベントの概要や成果を全国に向けて発信するため、地方紙を中心に再録記事の掲載を行う。
(3)昼食関連情報の提供
会場内で参加者が食事をとる施設が確保できない場合、周辺のレストランマップの配布等の情報提供を行う。