【2005年6月24日(金)】 一専門家会合−
8:30−9:00 受付
6.9:00−10:30 教育基準の確立と生徒の学習成果のモニタリングー
国内外の見方と手段に関連して
デヴイツト・ホプキンス 前英国教育技能大臣主席顧問(教育水準担当)
ピーター・ヒル 香港試験評価委員会委員長
カリキュラムの縮減、テストのために教える、という状況に陥る危険を避けつつ、教育へ
の熱意を盛り上げ、教育の目的や内容の透明性を確立し、教師が生徒の学習を理解し洒養
するための有益な参考例を示すために、教育基準はどのように役立てるのが最もよいのだ
ろうか?
評価結果はどのように有効に活用されているのか?ある人々は、まず第一に、より協力的
で創造的な学習環境を整えられるよう教師と学校を奮い立たせるための最良事例を明ら
かにし、共通に内在する問題を特定するものであるとみなす。またある人々は、例えば、
学校の比較結果が保護者の学校選択の手助けを可能にすることになるとか、生徒をフォロ
ーするための財源取得の理由付けになるといった、資源の再配分の観点から、公共サービ
スやマーケットメカニズムの競争理論をサポートするものとまで拡大して考える。どのタ
イプの到達度評価が保護者、教師や学校を含む様々な関係者に対しフイードバックする場
合に最も効果的であろうか。国際比較調査はどのように教育改善に絡むことができるのだ
ろうか?
7.11:00−12:30 認識能力を超えて 科学の学習への生徒の興味と取り組み
ジャンージャック・デュビュ フランスパリ第7大学事務局長
フレデリック・スガール OECDグローバルサイエンスフォーラム
小倉 康 国立教育政策研究所総括研究官
科学技術分野での人材養成に対する社会認識を高めることは、OECD各国にとって共通
の優先事項である。この点での国際比較は、政策を広げ豊かにする上で有効である。若者
の科学に対する興味の低下は、OECD諸国が特に関心のある事項であり、OECDグロー
バルサイエンスフォーラムにおいて対応等を練るための研究が行われている。今後国際比
較調査は科学に対する興味を高める政策をサポートする上で何ができるのだろうか?
8.14:00−16:00 分科会一今後の国際比較調査
8.1.分科会1:教育基準の確立と生徒の学習成果のモニタリングー
今後の国際比較調査から期待される政策的識見
進行役 デヴイツト・ホプキンス
8.2.分科会2:教育基準の確立と生徒の学習成果のモニタリング一
国際比較調査の方法論向上の方向性
進行役 ピーター・ヒル
8.3.分科会3:今後の国際比較調査における生徒の科学学習への関心と関与につ
いてのモニタリング
進行役 スウォード・エパート・ウェンデラー・ボンガ
オランダナイメーヘン大学科学・数学・情報科学部長
9.16:30−17:30 結論
9.1.各分科会からの報告
9.2.結びの言葉
ベルナール・ウゴニュ OECD教育局次長
井上 正幸 文部科学省国際統括官