北陸電力 夏休み科学教室
2003年8月5日
ほくでんチャレンジeツアー内の企画「燃料電池をつくろう」実験教室の報告
日時:8月5日(火)
場所:北陸電力エネルギー科学館「ワンダーラボ」(富山市アーバンプレイス3F)
石川県の小学5、6年生80人を対象に行いました。
内容:手回し発電機とフィルムケース型燃料電池の工作
まず燃料電池の原理について
燃料電池は地球温暖化の原因の二酸化炭素を発生させないエネルギー装置で
21世紀は,まさに水素エネルギー社会であることを解説。
その後、手回し発電機と燃料電池の工作を開始。
テクノキットからの手回し発電機をケースに格納してリード線を半田付けし、
発電機を作成。この発電機の優れた点は右、左どちら回しでも極の正負を一定
にして電気が作られることで、この発電を発光ダイオードで確認。
電子メロディICを組み立てて,これも発電の確認に利用。
最後に燃料電池の作成。
4Bの鉛筆の芯を刺し電極とした。4Bの芯は折れやすく、ケースのフタに刺す
とき、ずいぶん苦労していたようです。
フィルムケースに紅茶を入れ、これに先の発電機をつないで,電気分解を行った後
電子メロディで,発電を確認した。300回転くらい回さないとメロディが鳴らない
(前日のリハでは200回くらいで鳴ったが、回転速度も関係することから、
子どもには300回頑張って回そう。と指示しました)ことから、電気エネルギー
を得るのは大変なことだと実感してもらった。