ほくでん夏休み地球教室2003:なんでだろう?おもしろ発見塾
2003年8月13日
日時:8月13日 15:00〜17:00
場所:いこいの村能登半島
対象:80名
主催:北陸電力
実験メニュー:
1.「ペットボトル型箔検電器」の工作
2.「分光筒」の工作
いつものごとく,ペットボトル型箔検電器を工作しましたが,今回の分光筒の
胴体に,塩ビパイプをお願いしていましたので。
完成したペットボトル型箔検電器の検電の確認実験に,分光筒の導体が利
用でき,この2つの実験のペアーは,しばらく,いい関係だと思いました。
また,子ども達が,箔検電器の頭の部分に,分光シートを貼り付けて,
「先生,これもすごく電気をもってます」と言ってくれて,みんなで,この
知識を共有しました。
提案してくれた児童は,自信満々の状態でした。
まわりのお友達も「すげーや!他のもやってみよう!!」ともりあがりました。
子ども達って,やっぱりほめてあげることと,成功を実感させてあげること
が大切だと認識しました。
分光筒の工作は,塩ビパイプで行いましたが,ペットボトル型箔検電器と
ペアーにするときは,30cmでなくて,もう少し長くしてもいいかと思いました。
2mの塩ビ管から,5本取ると,1本あたり,40cmにできますので,
次回からは,40cmにしたいと思います。
なお,塩ビ管をつなぐジョイントが市販されていると思いますが,これを
2個,つかうと,私が,個人のホームページにアップしています分光筒の
typeAもtypeBも,交換が自在になることに気づきました。
次回からは,この部分もバージョンアップしたいと思います。
宿泊は,能登ロイヤルホテルでしたが,このホテルでは大型の風力発電機
を2機配備していて,ホテルで使う年間消費電力の2/3を,この風車で発
電しているとのことでした。
原子力の町でありながら,風力発電に力をしれている。
いろいろ感じさせられるものがあった実験教室でした。