関電サイエンスキッズ 2003
2003年8月23日24日





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テーマ:“電気ができるの何でだろう”
毎日便利に使っている電気、でもどうやって作るのだろうか?
そんな素朴な問題を取り上げます。
自分の手で作り出したり、自然の中に存在する電気を取り出してみたり
最後は光のエネルギーを蓄える大型の日光写真の出現と電気やエネルギーの不思議を通して、親子で科学のおもしろさを発見してもらいます。


自分の手で電気を作る
 発電機を作って、発電の仕組みを考えてみよう

 1.ミニ発電機を作ろう(電気エネルギーを取り出してみよう)
  @手回し発電機で電球を光らそう! 約30分
    作った発電機を回して発光ダイオードを点灯させる。話題の青色や赤色も体験!
    材料:モーター付きギヤボックス・ 豆電球 ソケット付き・ 赤色発光ダイオード・青色発光ダイオード・白色発光ダイオード 
  A手回し発電機でモータを回そう!  10分
    作った発電機で別のモータを回します。
    材料:太陽電池モーター
  B風力発電機も作ってみよう(自然エネルギーを生かす)約10分
    太陽電池モーターにプロペラを付け、風力で回します。発生した電気をつかって発光ダイオードを点灯させます。
    風力発電の仕組みと、少なすぎる発電量の解説
    材料:太陽電池モータ・三枚羽根プロペラ

もっと大きな電気を作るためには
 2.火力発電所のしくみ 模型による演示 約10分
   町中を明るくしたり、新幹線を走らせたり、大きな工場を働かせるためには、どれほど大きな電気が必用か、そして、その電気をどのように作っているのかを解説。

 3.電気とエネルギー、環境のお話 約20分
    パワーポイントを使った解説

自然の中にある電気取り出してみよう
 4.ペットボトル箔検電器の工作  約30分
    ペットボトルとアルミホイルで作った検電器を作って、静電気の存在を目で確かめてみよう。
    ティッシュぺーパーでこすり、帯電させたストローを検電器に近づけるとアルミホイルが閉じたり開いたりする。
    材料:ペットボトル(2Lタイプ、良く洗って乾かした物を1本持参) ・食品トレー(良く洗って乾かした物1枚持参)・ストロー・ティッシュペーパー

光のエネルギーを実感
 5.巨大日光写真を使った記念撮影 約5分
    1m×4mの蓄光シートの前に数名の子供を並べ、ストロボで強い光を当てると子供の影を残して緑色に発光する。
    材料:蓄光シート ・大型ストロボ
   ※一緒に地球の型を写し込む

実験スタッフ:(奥山登)桜井昭三・川村棟吾・長濱聖・川村康文・松森弘治・アシスタント:大見祐佳・喜島一葉