大阪ガス工場夏祭り実験教室
2003年7月26日27日
大阪ガス夏祭り「燃料電池をつくろう!!」実験教室の報告
場所:大阪ガス高砂工場内ガス科学館
両日とも,親子60人で6回,2日で12回の教室を行いました。
内容:フィルムケース型燃料電池の工作
まず,NHK松山放送局で作って頂いたボード板を利用して,燃料電池の原理と,
電気分解について解説を行った。
燃料電池は,地球温暖化の原因の二酸化炭素を発生させないエネルギー装置で,
21世紀は,まさに水素エネルギー社会で,やがて燃料電池自動車などが活躍する
可能性があることを解説した。
その後,燃料電池の工作を開始した。
フィルムケースに,お茶を入れ4Bの鉛筆の芯を刺し電極とした。
これに,腕力発電機に倍電圧整流器をつないで,電気分解を行った後,
電子メロディで,発電を確認した。
また,ダイオードの点灯も確認できた。
(しかし次回からは,例会で桜井さんが発表されたように,ダイオードの点灯を
確認しやすいように暗箱で囲っておくことが望ましいと反省。よく考えれば,
「手軽持ち運び暗箱」を製作してあったことを忘れていたーーー!!)
今回は,倍電圧整流器の威力のおかで,幼児も発電に成功した!
また,小学校高学年程度になれば,腕力発電機を,10回から15回まわすだけで
発電を確認できることがわかり,人数が多い場合でも,対応できるという実感をもった。