「低公害車フェア2003」実験教室
2003年9月20日
「低公害車フェア2003」について
大阪府が主となって民間団体との低公害車フェア実行委員会を作り,9月19日(金)
〜20日(土)にかけて大阪市の京橋ビジネスパークにて開催。大阪府域の大気環境の
改善として、自動車単体からの排出ガス量を削減するために低公害車の普及が重要。
燃料電池車、電気自動車、天然ガス自動車、ハイブリッド自動車などの展示や試乗を
はじめ、19日(金)には事業者向けの低公害車導入促進セミナーなども開催。
(昨年は同じ場所で約2万人が来場しました)
トヨタや日産、ホンダ、ダイハツから燃料電池車が出展。
内容:燃料電池 フィルムケース型の燃料電池の工作
燃料電池の工作を,1日4回行いました。
1回あたり親子5組で,1日で20組を相手にしました。
燃料電池の電解液には,コーヒーを用いました。
電極には,3Bを用いました。
電気分解用発電機には,テクノキット製を使いました。
これには,ケースをつけないで,むき出しのまま行いました。
発電の確認は,いつものように電子メロディで行いました。
今回は,発電機も5台のみ,電子メロディも5個のみという,予算の制約のもとでの
実験教室で,まさに,ボランティアという感じのものでした。
会場には,1台あたり3億5千万円ほどするという燃料電池自動車をはじめ,電気自動車,
天然ガス自動車も,設置されていました。
天然ガス自動車のところでは,「マナカナの天然ガス自動車で行こう!」というビデオが
上映されていました。
なんと,炎の実験師には,少しはずかしいですが,少し若いときの私が出ていました。
この前の大阪ガス科学館での実験教室でも,マナカナのビデオは流れていましたが,
いまだに,根強いものがあるのだと,強い感銘を受けました。
マナ・カナ地球環境調査ビデオ
実行委員会からの感謝状
実験スタッフ:川村康文・阿部香織