今回は,川村康文@京都教育大学附属高校が,アップしました。
* * * * 当 日 の プ ロ グ ラ ム* * * *
0.サイエンスEネット,SAHの巻頭で紹介(金丸浩美さん執筆)
SAHのNo.25の表紙および,巻頭から8ページにわたり,サイエンスEネットが紹介されました。
日本科学技術振興財団 振興部 SAH編集部の許可を得て,ホームページに掲載しています。
表紙, 2ページ, 3ページ, 4ページ, 5ページ,6ページ, 7ページ, 8ページ(最終)
1.小・中・高等学校における算数・数学の実態と問題点(小宅邦夫)
http://www.kyokyo-u.ac.jp/FUZOKU/KOUKOU/index/kyoka/suugaku/kenkyu/suugakukyouiku.htm を,ご参照下さい。
現行カリキュラムでの,小・中・高等学校での算数学習や数学学習の実態を報告し,問題点を明らかにした。
2.多面体折り紙で光学異性体風車作り(小波秀雄)
多面体折り紙を用いて,光学異性体の風車作りをみんさんで,実際に工作し楽しみました。もちろん,お持ち帰り実験です。
3.単振り子は,一直線上を単振動している(川村康文) Yasufumi Kawamura
単振り子説明の際に,黒板ではどうしても,円弧を描き,「この円弧は,直線とみなしてくださいね!」という説明せざるを得ません。しかし,4階のベランダから,10mの単振り子をふらすと,2°程度の振角だと,重りの運動は,直定規に沿って直線運度をしてくれます。
高校3年生の生徒でも,「なるほど,直線とみなしてよいんだ!」と納得してくれました。
4.超音波運動体(川村康文)
学研の科学の付録で,紹介された「超音波運動体」を,学研の松原様のご厚意で入手しましたので,お披露目をしました。
それまで,たわしを使った「走るたわし」の実験を,科学の祭典の東京大会の夜のお披露目会で,広島の内村先生のグループの先生方から,みせて頂き,感動したのを覚えています。
超音波運動体は,振動源が,モータの振動を利用したものから,超音波に変わったものと,理解しています。
西山さんが,プラコップに砂糖を入れて,それにこの超音波振動体をあてたところ,砂糖がダンスするように動きました。同様に,砂糖のかわりに水で試しましたが,水では,そのような動きを観察することはできませんでした。
5.ヘルツの実験卓上版(萬處展正)
海老崎功氏が開発したヘルツの実験を参考に,卓上版の実験器具を開発しました。
6.断熱圧縮実験(萬處展正)
ペットボトルに空気入れとデジタル温度計をゴム栓できっちりと密封しセットします。ペットボトルの中は水を入れずに,周囲の空気と同じにしておきます。空気入れで空気を送り込んでいきます。空気入れは気圧計付きなので,おおよその気圧も分かります。20秒くらいで2.5気圧程度にしたとき,温度が上昇します。その後,ゴム栓をはずして一気に断熱膨張させます。すぐにゴム栓をして,20秒くらい後の温度は下がっていました。一気に断熱膨張させたときに,ペットボトル内部に霧が発生しました。
感想欄:
残った疑問:
これについて,意見やアドバイスのある方は,是非,サイエンスEネットML上で,ご議論頂けますようにお願い申し上げます。また,サイエンスEネットの会員でない方は,松森弘治(PAF02635@nifty.ne.jp)まで,是非,ご意見・アドバイスをお願い申し上げます。