日時 | 平成17年2月11日(金)〜12日(土) |
場所 | 東京北の丸公園の科学技術館 |
内容 | 科学の鉄人 〜サイエンスフォーラム2005〜 |
開催案内
2005年2月11日-12日に,東京北の丸公園の科学技術館にて,「見えないものをみる」というテーマで,科学教育に関係されている方々の交流イベントを開催いたします.この企画は,一昨年,科学未来館で行われた「科学の鉄人2002」と今年1月科学技術館で行われた「サイエンスフォーラム2004」を継承・発展させたもので,「子どもゆめ基金」助成事業です.
科学では 「見えないもの」を扱うことが往々にしてあります.学校や科学館における演示を通して見えないものをいかに理解してもらうか,というテーマで,実験・観察,ミニレクチャー等実験ブースにて実演していただける方々を募集しております.学校の授業や科学館における演示で,よりよく理解してもらうための新しい教育手法を紹介して下さい.皆さまの奮ってのご応募をお待ちしております.
発表を希望される方(団体)は,お名前,e-mail,所属,発表タイトルと概要(400字程度),を平成16年9月20日までに下記応募先にお送りください.なお,審査委員会において事前審査を行うこともお含み置きいただければ幸いです.発表される方には旅費を支給しております.くわしくはお問い合わせ下さい.
応募先・お問い合わせ先 f-se05@sci-fest.org
または, 縣 秀彦 h.agata@nao.ac.jp
〒181-8588 東京都三鷹市大沢2-21-1
国立天文台天文情報公開センター
TEL:0422-34-3929 FAX:0422-34-3810
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イベント名: 「科学の鉄人 〜サイエンスフォーラム2005〜 」
日 時: 2005年2月11日(金)〜12日(土)
会 場: 科学技術館 (4階ユニバース,2階団体休憩所スペース)
http://www.jsf.or.jp/
〒102-0091東京都千代田区北の丸公園2−1
主催:科学教育フォーラム実行委員会
共催:
NPO法人理科カリキュラムを考える会,
検定外理科教科書をつくる会,NPO法人ガリレオ工房,
オンライン自然科学教育ネットワーク(ONSEN),
日本HOU協会,天文教育普及研究会,サイエンスEネット,
科学技術振興財団
活動のねらい:
科学教育に関する指導技術についての提示と研究協議
概 要:
○ブースにおける20分程度の実験ショーまたはトークで,いかに子供を引き付け,科学の原理を理解させるかの技量を競う.(今年度はステージ部門は行いません)
○実演者は小・中・高・大学の教員や博物館・科学館の学芸員,科学教育ボランティアに携わる方など.
○対象はおもに小学生とする.
○会場に訪れた子どもたち,一般見学者および審査委員の審査により,優秀者を選び表彰 (認定賞+副賞を授与)する.翌日の分科会にて,優れた実践のノウハウについて意見交換する.
実験ブース方式・・・科学技術館2階団体休憩所スペースを利用.
科学の祭典のブースとほぼ同様の形式
プログラム(案): 詳細は変更になる可能性あり
# 初日の午後は一般見学者向けの内容,初日の夜から翌日は実演者どうしの交流となります.
昨年のようす,http://www.sci-fest.org/ をご参照ください.
2/11(金;建国記念の日)
13時00分 開会式
13時〜14時 4階ユニバースにてブース発表のショート紹介
14時〜16時 ブースでの実験ショー・トークの実演
17時〜19時 懇親会 科学技術館地下1階レストランにて
19時 結果発表
2/12(土)
9時30分〜11時 分科会(会議室にて)
11時〜12時30分 全体会・表彰式・閉会式
準備作業日程:
8月1日(日)〜9月20日(月) 発表申し込みの第一次締め切り
10月3日(日) 14時〜 第3回実行委員会 科学技術館にて
10月頃 予稿集原稿締切,ポスター等配布
実行委員会:
実行委員長 縣 秀彦(国立天文台広報普及室長)
副委員長 滝川洋二(理科カリキュラムを考える会代表,ガリレオ工房代表)
左巻健男(検定外教科書執筆者代表,同志社女子大学教授)
篠原秀雄(天文教育普及研究会,埼玉県立三郷北高校)ほか多数
※ あなたも実行委員に加わりませんか? (問い合わせ先までご連絡ください)
参加報告
“科学の鉄人”の実行委員の皆様ありがとうございました。ご参加の皆様もお疲れ様でした。
2日間にわたるいろいろな発表や発言、たいへん参考になることが多かったです。冊子(出演者の写真入と実験内容が書かれているもの)を事前に頂いていたのですが、どんな実験なのかどれも楽しみにしてました。開会式に行われたプレゼン(ひとり3分)で楽しみ、時間の関係上、見れない発表もありましたが、とても面白かったです。
参加した子ども審査員に引率に来てた保護者の言葉『楽しいな〜。○○ちゃんについてきて良かったわ』『どれもこれも見たいね。どこに行きたい?(といいながら子どもの前を歩いていた(笑)』
2日目にはそれぞれのお話をお聞きすることができ、“見えないものを見る”の不思議さを言葉でも教えて頂けたかな〜と思いました。
大人審査員の方の感想や出場者の方の発言・・
・地味な題材なモノだけれども見せ方の工夫でひきつける。
・言葉にとらわれなく(しゃべらなくても)みせる。
・単純な言葉でも伝えることの難しさ。
・何を持って帰ってもらうのか?見た人の中に何かが残る(本物を見える?)
・自分で考えた!という目覚めがあったらいい。
・『ふぅ〜ん→なるほど→そうか→やっぱりそうか』
・インパクトをつける(→自分がこれからどうするかに繋がる)
・感性や問いかけが大切
・素材のよさ・題(テーマつけ)の魅力
・失敗作の中におもしろ味を引き出す
・とっさの出来事への対応(指導者と子どものやり取りの中で織り成すもの)
・クイズ形式を取り入れる(直感でなくて考える時間)
・子供たちが手が出るように(さわって体感できる)
・見た目の美しさ(銀河の写真など見せて)から始まる
・銀緯と銀経で位置を確かめる(シールを貼る作業。同じ写真はお持ち帰り)
・身近なものでも案外知らないことが多い
・自分の疑問を子どもに見せただけ。
・見つける気がつくを大切に!
・ものを見る力・・ものを見ようとしないと見えない
・人は『こうなりたい。なるためには一歩踏み出す』
まとまりのないメモですが、目で見てきたことをいつかまた今後の活動(これからの工夫)に繋がり『また一歩前に進む』が出来ればいいと思ってます。
本当にいろいろ学ばせて頂きありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
松井真由美
今回は、科学の鉄人に大人審査員として参加させて頂きました。今回参加しての感想としては、さすがに全国から集まる方で、これまで僕が考えたこともない内容がたくさんあり大変楽しく見ることが出来ました。ただ、僕はこれまでショーにこだわりを持って活動を行ってきたので、今回のブース中心の演示に寂しさも感じました。それでも、ブースの演示の中にいろいろなスタイルを見ることが出来たのは良かったです。ブースでの演示でもショー的要素を活かしたすばらしい演示を見ることが出来ました。
川村先生とは、ショーに対するこだわりのお話しをしました。今後の活動の中で、それを生かしていきたいと思っています。よろしくお願いします。
月僧秀弥(ゲッソウ ヒデヤ)