日時 | 8月12日10:00〜12:00 |
場所 | 宇治市西宇治図書館 |
内容 | カリンバ 対象:小学校3〜6年生 21名 担当窓口:沖田 紗世子 スタッフ:佐藤康代(さわやか財団)、桜井昭三 宮本哲幸、沖田紗世子 西宇治図書館職員3名 |
実施概要
1) カリンバってどこの楽器だろう?→アフリカ→地球儀で確認
2) どんな音が鳴るのかな?
桜井さんからお借りしたほんもののカリンバを宮本くんが演奏(きらきらぼし)
3) ボンドの乾く間に音に関するお話
どんな音が聞こえるかきいてみよう!
音はどうしてきこえるのかな?→→針金ハンガーに荷造り
紐をつけて鉛筆でたたく
紐を耳に持って行って音聞こえ方の違いをみてもらう。
紐が震えていることを実感してもらう
震えの波、周波数のことを説明。
人間の聞こえる周波数と他の動物の聞こえる周波数の違いを絵とグラフでみてもらう。
人間はどうしてその震えを感じるのか、耳の内部の絵をみてもらい脳で感じる事を知ってもらう。
4) ボンドがほぼ乾くので組み立てに入る。
ねじ山をつぶしたり、穴があわないままにねじこんで穴が大きくなりすぎ、閉まりきらない子供達が何人か出る。
ねじを替えたり、穴にものを詰め込む事で対応。
早くできる子はドレミの調律をしている。
5) どうしてドレミの音はでるのかな?
高い音と低い音について→→桜井さんに説明してもらう
オルゴールは共鳴すると音が大きく響いて綺麗に聞こえる事、を体験。
高い音と低い音については鉄棒と鉄パイプを鳴らして実験。
希望者には体験してもらう。三分の一ぐらいの子供達が体験したいと前に出てきてくれる。
上手にドレミが合わせられた女の子がいたので前で演奏してもらう。
最後に図書館にある、音に関する本や音の出る工作に
ついての本を紹介。(前に机に並べて置いておいた)
実験教室終了。
沖田 紗世子
感想
カリンバに使う鉄板で怪我をする子ども達がないか心配でしたが無事に終われほっとしています。全体としてこのような実験教室への参加が初めての子ども達がほとんどでまた、お隣同士違う学校ということもあってか、おとなしくて少し進めづらい気もしました。が、これは私自身の質問の仕方とかが悪かったのではと反省し、一度考えてみる必要があるのではと思っています。
工作工程において、ねじ山のこわれがありましたが、子ども用のドライバーが細すぎて、ねじとの間に遊びが出来、子ども達がガリガリやっている間に壊れていくケースが多いように思います。使うドライバーの改善が必要なのではと思いました。
小学3年といっても、まだ2年生のほうが近い時期だからか、3年生には難しいかな、と思う場面もありました。もちろん個人差はありますがドライバーを回すことのできる年齢はもう少し上なのでしょうか?
保護者の方が7名ほど後ろでご覧になっていましたが、後でいただいた感想が、予想以上によかった、またして欲しい、ボランティアで参加したいと書いてくださる方もいて、すごく励みになりました。次に繋げられる明るいお言葉をいただき嬉しかったです。
実験教室の進め方の順序、構成があれでよかったのか、迷うところですがまたアドバイスがあればお聞かせください。
とにかく無事に初めての講師役を終えました。当日の”講師”という大役だけでなく、それまでの準備やら事務的処理も経験し、今まで当日、その場のお手伝いだけでしたがいつもの松井さんのご苦労、身をもって体験しました。お手伝いいただいたスタッフの皆さま、暑い中荷物をお運びいただきました梅川さん、ありがとうございました。
沖田 紗世子
追加情報
京都新聞のサイトに、記事が出ています。
京都新聞 電子版
http://www.kyoto-np.co.jp/
教育・大学・環境
http://www.kyoto-np.co.jp/genre_list.php?categ=F
カリンバ作りで「音」の仕組み、耳の構造を学習 宇治で科学実験教室
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004081200191&genre=F1&area=K20
一部引用
「西宇治図書館やさわやか財団などが主催。環境や科学などの魅力を伝えるボランティアグループ「サイエンスEネット」の会員を講師に、小学3年から6年までの21人が参加した。」
藤山 周治