日時 | 平成16年12月25日(土)13:30〜15:30 |
場所 | 京都・近畿地方発明センター ホール |
内容 | 以下のとおり |
今年の実験内容は、来年の世界物理年にちなんでアインシュタインがテーマでした。
全体報告
クリスマス当日の今日、近畿地方発明センターでのクリスマスレクチャーに参加しました。比較的失敗の少ない実験で、子ども達の大好きな風船を使ってのものもあったので、子ども達はとても楽しそうでした。
1) リニアモーターの製作
リニアモーターという言葉を思っていたより多くの子ども達が知っているのにビックリしました。完成すれば動かして遊べるものだけに、出来上がった後の満足感は大きかったように思います。
たいそう強い磁石だったのでつけている時に向きがバラバラになるのが多く見られました。一年生ぐらいの年齢では、自分の手が思うように動かずなかなか磁石がつけられなかったので、少し助けが必要でした。
2) 風船ロケット
ペンシルバルーンを使っての実験で、それぞれ思い思いの形のロケットができあがり、とても楽しそうでした。
3) 無重力の実験
たれビンの中の空気は無重力の時どうなるか?を観察しました。
各テーブルについたリーダーの子ども達への問いかけもさまざまででした。
”タレビンの中の空気は丸くなるので見てみよう”
”中の空気はどんな形になるか観察してみよう”
ちょっとした言葉の使い方の違いですが、自分ならどんな風に問い掛けるかな、と考えた一瞬でした。
4) いろいろな落下曲線の速度の実験
大きな装置で実験が目の前で行われたのでよくわかりました。”サイクロイド”という私には初めて(?忘れてるだけ?)の言葉を学習しました。
5) あいさつ
知識は詰め込めばそれだけで作用するものではなくいろいろな経験や予測やさまざまなものが、絡み合ってはじめて、より効果的に働くんだと言う川村先生のお言葉を心に留めました。
全体として。。。テーブルに科学に 詳しいお父さんがおられ、リーダーのやり方の手順が気に入らなかったようで、最初のリニアモーター作りの時に、こうした方がいい。とおっしゃいました。子ども達の混乱を避けるため、
「きょうのところは、前の先生のやり方でお願いできますか。」
とお声がけし、気持ちよく下がられましたが、こういった場合どうしたものなのかと、考えてしまいました。一番最初に保護者の方へのお願いみたいなのが、あったほうがいいのでしょうか?
今回でクリレクのお手伝いは3回目になりますが、私にとっても毎回いい刺激を受け、勉強させていただくことに感謝しています。みなさまおつかれさまでした。
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えいただきますように。また来年、お目にかかれます日を楽しみにしています。
沖田 紗世子