日時 | 8月4日(木) 10:00〜12:00 |
場所 | 西宇治図書館 |
内容 | 使用キット:ふくろうのペリット スタッフ:松井真由美、板東慎二、山田定子、沖田紗世子 図書館職員3名 |
全体報告と感想
第一部・・・”ふくろう”ってどんなのかな? (松井さん)
ぬいぐるみを使ってふくろうの形をいろいろ考えてもらう。
リックの中から次から次に出てくるぬいぐるみが可愛くて気分が和み、導入部としては良かったと思う。
第二部・・・ふくろうの生活を探ってみよう。(沖田)
よみきかせ:” しまふくろう” 山本純郎 神沢利子文 福音館書店
となりの広いスペースに移って本を読んだせいで子どもたちの気分も一新。
第三部・・・ふくろう生態についてのお話 (板東先生)
ボードを使ってのミニ講義
高校の先生のお話とあって親も子も真剣なまなざしでボードを見つめていた。
第四部・・・ふくろうと人間の消化器系の違いについてお話。(松井さん)
人間の腸が長いことは、本を用いて説明。
第五部・・・いよいよ”ペリット”登場
扱い方の説明と出てきた骨の収め方などの説明を受ける。(松井さん)
初めて見る得体に知れぬ物体に”なに〜これ〜”と気持ち悪そうに竹串で転がしていた子ども達も一つ崩れると竹串なんかは放っておいて、両手で必死で探していた。鼠のほかに、鳥、もぐらの骨を発見!!
第六部・・・食物連鎖についてのよみきかせ (沖田)
”がぶり!もぐもぐ!” ミック・マニングとプリンタ・グランストローム作 藤田千枝訳 岩波書店
お話の中で カワカマスに食べられる小さいコキンメフクロウがどれ位の 大きさか、カワカマスはいかに大きいかを先にわかってもらうために、実物の写真を見てもらいました。以前、常磐野小で読んだときから自分の中でひっかかっていたことなので、その点はクリアできたと思います。
第七部・・・まとめ (松井さん)
ペリット解体で取り出したものの発表と食物連鎖の話の補足。
人間はいろんなところからエネルギーを貰っている。太陽や水や土からも貰っているんだから環境を大切にしようね。
感想
ほとんどの子ども達がお父さんやお母さんと一緒の参加だったせいもありスタッフを入れて40名近い実験教室になりました。講師の方々に恵まれたおかげで、バライティーに富んだめりはりのある実験教室になり、親も子も必死でペリット解体に夢中になる姿が印象的でした。
一つずつテーブルをまわり、いつもながらの気遣いをしていただいた松井さん、子ども達の質問に丁寧にお答えくださった板東先生朝早くから、暑い中、ご遠方をおいだいただき、ありがとうございました。子ども達の夏の思い出がひとつ増えたことと思います。それは子ども達にとってもまた保護者の方にとっても貴重な体験であったことと思います。お手伝い頂き本当にありがとうございました。
沖田 紗世子