日時 | 平成17年10月16日(日) |
場所 | 丹波自然運動公園 |
内容 | 京都経営者協会 スタッフ:梅川眞壽男・沖田紗世子・角川佳久子・久保伊佐子・松井萌・松井千晴・松井真由美 |
全体報告
昨日降っていた雨も上がり、絶好の行楽日和(天気:曇時々晴)となりました。運動会には、気持ちの良い風も実験教室するにはいつもの事ながら悩まされながらの実験教室でしたが、参加された親子連れの方やカップルなどとても喜んで頂けた様子、たいへんこちらも楽しかったです。
【実験メニュー】
・肺活力をためそう・・ブーブー風船【工作】昔の遊び道具?
http://www.kenis.co.jp/experiment/physics/006.html【作り方】
http://www.kenis.co.jp/experiment/anima/main.html【動画】
出来上がるのを待っている小さな子どもは、ほっぺをいっぱい膨らませて(O^^O)風船を膨らませてみるけれども・・できないと寂しい顔で『やって〜』と親にせがむ。親は微笑ましく『どれ〜』と膨らませてみて『ぶ〜〜』と鳴らすと『お〜』って感動。子どもは『あ〜ん(鳴らしたらダメ)もう一度膨らせて〜』とせがむ。
3人体制でスタッフがついてましたが、絶えず混雑してて、子どもはじ〜と待っているのに親が待ちきれず作ってました。作った親は、子どもに渡さず自分で鳴らして感激(笑)
・ 光のマジック・・マジックミラー【展示】
円盤型の真ん中に見える“見えてるブタ”を捕まえてみよう!
『見えているのにつかめない』マジックミラーによる目の錯覚による現象。
大人が『ほれほれ〜見てブタをつかんでみ〜』と喜んで子どもに伝えるのですが、小さな子どもには現象が見えなくて何のことかわからず、設置場所に少々悩みましたが、子どもの視線を高くすることで解決。ムキになってブタを捕まえている人。『なんだ〜』とちょっと怒っていく人。何度も見に来る子ども。と不思議な現象に皆、驚いてました。
マジックミラーと並べて、今度は、光の全反射を利用した実験.
見えてるのりが消える『味付けのりのいないいないば〜(イリュージョン)』(サイエンスEネット実験本:村田直之さん執筆)
参加者自身に水の入ったコップと海苔を持っていただいて体験。『何か変化ある?』って尋ねると『・・・・』という大人が多い中、2年生男の子が『光の反射だ』って答えてくれたました。理科が大好きなんだって。家でもう一度実験してもらう為に使ってない味付け海苔とコップをお土産としました。『海苔大好き。夕飯の一品になります』と意外と喜んで頂けました。
・平行バランス・・バランストンボ【工作完成品】
スタッフが内職し、140ほどのトンボを用意したのですが、風が強かったので、本物のトンボが飛んでないのに、風舞って飛んで?落ちてました。トンボの季節はこれからでしょうか?その場での実験は無理ですので、癒し系お持ち帰り科学グッズとしました。“重心”は知ってるけれど“やじろべえ”を知らない子どもが多かったです。
・今日の紫外線の量は?・・・【工作】
ヘアーゴムに紫外線ビーズとウッドビーズ・蓄光ビーズなどを通して飾り物を作りました。子どもと混じって紫外線を気にするお母さんが喜んで自分のものを作っていらっしゃいました。
人気は、やっぱりぶ〜ぶ〜風船でしたね。野外ということもあり会場のあちこちで鳴っている音もあまり気にならず、鳴らしている子どもの腕には色濃くなった紫外線ビーズブレスレットをつけて歩く姿が微笑ましく思えました。きっと、夜はお部屋の暗闇に蓄光ビーズが輝いていると思います。
参加されたみなさん、楽しい1日ありがとうございました。
松井真由美
感想
今年もきつい風の中、実験教室に参加しました。感想を一言。
今年はブーブー風船を担当。この実験教室は、百人単位でお手伝いさせていただくので(今年は用意した200個の風船が全部なくなりました)その日担当したパートでは、”これからは、まかしとき!”と言えるようになることです。
リードのつけかたにちょっとしたこつがあって、子ども達に対面で説明していても解りにくく、また細かい作業なので、何度も失敗してしまうのが続いたためリードをつける部分だけは、こちらですることにしました。
今日、一番驚いたことは、風船を膨らますことの出来ない子ども達がとっても多かったこと、そして「私もできない!」と帰られたお母さんが何人もおられた事でした。
肺活量の多くなるスポーツは、何なんだろう?
”鳴った〜〜!”と喜んで帰っていくいくつもの笑顔に出会えた一日でした。
沖田 紗世子