第67回例会

日時 平成19年7月12日(木) 18:30〜
場所 東京理科大学
内容 出席者(敬称略):
小笹哲夫(理科大院生),古月徳麿(理科大院生),吉田加津哉(川村研),杉山晋平(理科大准教授),銕川陽一(アイティフォー),網倉聖子(カミング),田山とも子(理科大,近代科学資料館),土佐幸子(ボストン科学博物館),川村康文(東京理科大学)

テーマ:
1.文科省の安全教育(銕川陽一)
2.液体窒素で遊ぶ (網倉聖子)
3.曲芸飛行機    (土佐幸子)
4.摩擦発光     (土佐幸子)
5.ルテニウムの色素増感太陽電池で走る自動車(川村康文)
6.NPO法人エコテク未来研 7月4日 設立(川村康文)
7.NPO法人エコテク未来研シンポ@理科大 9月9日(川村康文)

報告

液体窒素で遊ぼう!

・発案した液体窒素のナイアガラの滝披露

・空気を液体にするとなぜ白色不透明か?
  酸素液体と窒素液体は混ざらない?
    (無色透明の塩が白いと同じ原理)
  常に沸騰しているから、その泡?
  空気中の二酸化炭素の仕業?
    (380ppmしかないのに?)
  空気中の水蒸気の仕業?

     ↓
  <これからの課題>
    ・窒素ガスと酸素ガスの混合気体だけを液体にしてみる。
    ・シリカゲルに通した空気を液体にしてみる。
    ・酸素液体と窒素液体を混合してみる。
    ・空気の量を多くしてみる。
       ・・・・・・・
   たくさんの実験方法が見つかりそうです。
   ただ液体窒素は入手が困難なため、
   実験依頼がきたついでにしかできそうもありません。

・その後余った液体窒素でマシュマロホンデュ(液体窒素ホンデュ)と  
、マシュマロ焦がしで食しました。
 一番美味しい食べ方探究:焦がしたマシュマロを液体窒素の入れる方法
             (川村先生談)

網倉 聖子

ルテニウムの色素増感太陽電池で走る自動車

 信州大学教育学部院生の島田君が頑張って,ルテニウムの色素増感太陽電池で走る自動車を完成させました。
なお,自動車の仕様を策定したのは,川村です。しかし,島田君の頑張りで,楽々と走る自動車が完成しました。

川村 康文

NPO法人エコテク未来研 7月4日設立

 NPO法人エコテク未来研が,7月4日に設立の認可を受けました。どうぞよろしくお願い申し上げます。

川村 康文

NPO法人エコテク未来研シンポ@理科大 9月9日

 エコテク未来研では,9月9日に,設立記念シンポを理科大の10号館で行います。
是非,ふるって,ご参加どうぞよろしくお願い申し上げます。

川村 康文

感想

今日は,ボストン科学博物館の土佐幸子先生を,迎えての例会で,みんな楽しくいい気持ちだったので,例会のあと,やはり鍋パーティを行うことになりました。
探究ということを,キーワードにかなり盛り上がりました。

川村 康文

 『探究心』をキーワードにいろんなお話を伺いました。
 サイエンスEネットの関わるようになってまだ数ヶ月ですが、まさしくサイエ
ンスEネットの印象を『探究心をもった活動化の集まり』と感じており、いつの
間にか参加しているようになっています。

 今でも思い出すと笑ってしまうエピソードがあります。
実験材料10種程度、200名分位をただ袋詰めにする作業でした。
  どうすれば 早くできる?
        無駄な処理を省ける?
        使い勝手が良くなる?
        場所をとらずたくさん詰める?
        バラバラにならない?
        壊れない?
ただ、実験材料を袋に入れるだけの作業です。それを先生が、社長が、学生がケ
ンケンガクカク、汗まみれになって作業をしているのです。
アイデアがあると披露して、賛同して・・。
素敵な時間だな!と思いました。

 昨日の例会もとても素晴らしい一時をいただきました。一生懸命前向きに真摯
に取り組んでいらっしゃる方々と時間を共にできることは、財産です。
ありがとうございました。

網倉 聖子


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