第68回例会

日時 平成19年7月14日(土)
場所 京都教育大学附属環境教育実践センター
内容 出席者(敬称略):
川村康文、工藤博幸、小竹芳雄

テーマ:
1.本日の公開講座の報告(工藤博幸)
  ガム実験+食品チェック実験
2.ルテニウムの色素増感太陽電池で走る模型自動車(川村康文)
3.海洋深層水(小竹芳雄)
4.NPO法人エコテク未来研シンポ@理科大(川村康文)

報告

ルテニウムの色素増感太陽電池で走る自動車

 信州大学教育学部院生の島田君が頑張って,ルテニウムの色素増感太陽電池で走る自動車を完成させました。
なお,自動車の仕様を策定したのは,川村です。しかし,島田君の頑張りで,楽々と走る自動車が完成しました。

川村 康文

海洋深層水

例会では、海洋深層水の話をしました。
深層水は、日本では富山県で初めて人工湧昇実験が行われました。
人工湧昇とは、ポンプなどで人工的にくみ上げることです。
現在、深層水は富山県の滑川(なめりかわ)や高知県の室戸などのブランドが有名です。

それぞれにブランドマークを持っています。
深層水は、水産養殖や、そのミネラル成分が豊富なことから、食品や化粧品に使用されたり、
タラソテラピーといって、海水や泥を使用した療法などに利用されたりしています。
富山県には、「タラソピア」という深層水を使った温水プールやパックのできる施設があります。
どこまで効果があるのか疑問です、今後の検証が必要でしょう。
今回は、市販の深層水のペットボトルをお持ちしましたが、賞味期限が切れていたので、
残念ながら試飲していただけませんでした。

小竹 芳雄

NPO法人エコテク未来研シンポ@理科大 9月9日

 エコテク未来研では,9月9日に,設立記念シンポを理科大の10号館で行います。
是非,ふるって,ご参加どうぞよろしくお願い申し上げます。

川村 康文

感想

今回は,3人集まれば,例会という原理・原則を踏襲しました。
この原理・原則は,兵庫物理サークルの森井さんに「必ず続けること,続けることが大事!」と教わったものです。

しかし,3人顔を見合わせて,やっぱり,理科談義が好きなものが,集まるもんだなと改めて思いました。

しかし,しかし,東京での例会も,かつてはすごく多くの方々がおみえでしたが,理科大で固定してするようになってから,あまり多くの方がみえないのは,一カ所で固定して行うと,だんだん,マンネリ化してくるからでしょうか?

この法則をもう少しみきわめてみたいと思います。そうなれば,理科大で固定しては行わないで,また,いろいろなところと一緒に開かせて頂ければと思います。

今後は,エコテク未来研の例会も開催されるでしょうし,そのとき,サイエンスEネットと合同でするのかどうかによっては,かつて長野理科Eネットさんといっしょに合同例会を行ったみたいなことがあるのかも知れませんし,,,

川村 康文


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