公開講座

日時  平成17年(2005年)3月5日(第1土曜日)
場所 京都教育大学附属環境教育実践センター
内容    岡本正志先生(京都教育大学教育実践総合センター)
  『みれども見えずー認識の面白さを親子で感じる』

報告

松井さんより御案内のあった公開講座in京都教育大学附属環境教育実践センター「われら植物探検隊」を終了しました。
インフルエンザの影響か、6名の参加でした。でも、6名ともやる気満々で、あっという間に2時間が経ってしまいました。少人数を利用して、植物探検に2回も出かけたため、写真撮影の松森先生が右往左往の一幕(実際には二幕!)もありました。
 今回は、水と水溶液の沸点の違いや、スチロール版を切り抜いた「葉」を2枚使い机の上とスタンドの2条件で温度の違いを見るなど、実験室内の活動を取り入れた内容でした。・・・イズミヤで購入した白菜も観察し、中でぎっしり葉っぱが重なっていることも観察しましたが・・・
 冬の定番にいけそうな気がします。
ではでは

間々田

『みれども見えず』・・ふだんから見てるはずのものなのに知らない(わからない)ことが多い。例えば、月のかたち・大根のヒゲ根・コンセントの形など。

『○○ころりん』・・坂道を転がす液体(ジュース缶)と固体(缶詰)との違いから何をつかむか(見つけるか)を子どもたちは実際に転がしながら予想する。

→意識してものを見たり、触れることをしてみることが大切。『なぜだろう?』と不思議から始まり、理屈がわかると納得出来ることもある。常に問題意識を持ってやってみる事が大切。実験をする時、予想を持って問いかけることで『見えてくるし認識として定着する』

『見えないものを見る』(工作)
材料:ベンハムのコマ(図柄)を印刷された画用紙・黒マジックペン・はさみ・つま楊枝数本

円の図柄を切り取り、つま楊枝を中心にさしてコマを作る。白と黒しかなかった図柄から色彩がいろいろ出てきて感激する。白だけの円(型紙)に黒マジックで図柄を描いてもらう。図柄もいろいろで字を書く子どももいた。自分のオリジナルコマからは何色が出てくるか楽しみながら工作。

たくさん作る子どもがあり、見えないものを工夫して『色』を想像している子どももあった。

松井真由美


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