STS教育読本 Ver.2
第1章 STSとは何か−経緯とその意義
- STSとは何か
- STSの背景となる科学論
- 市民にとってのSTS
第2章 地球環境問題
- なぜ地球環境問題について学ぶのか
- 地球環境問題の本質とは
- 地球環境問題の具体例
- 地球環境問題の分析の視点
- 持続可能な開発は可能か
- 地球環境問題の解決へむけて
第3章 エネルギー問題
- エネルギーの基礎的概念
- エネルギー利用の歴史
- エネルギー消費の現状と地球環境問題
- 新エネルギー
- エネルギー問題の解決にむけて
第4章 原子力を考える
- 原子力とは
- 原子力の科学と技術
- 原子力と安全性
- 原子力と社会
第5章 生命倫理の問題
- 生命倫理とはなにか
- 遺伝子問題
- 生殖問題
- 死を考える
- 高度な医療・生命操作技術社会を生きるために
第6章 環境倫理と生命倫理
- 生命倫理の誕生
- 医療バイオエシックスとしての生命倫理
- 環境倫理の背景
- いま地球環境問題が問いかけるもの
- 生命倫理と環境倫理の相克
第7章 斜面崩壊による自然災害
- 斜面崩壊のしくみ
- 斜面崩壊の起こる場所
- 斜面崩壊の場所
- 斜面崩壊により形成される地形
- 斜面崩壊による被害を防ぐ方法
- 自然の営みとしての斜面崩壊
第8章 プラスチック文化と環境ホルモン
- プラスチック工業のあけぼのと発展
- なぜプラスチックから環境ホルモンが溶出するのか
- 環境ホルモンは半世紀前に発見されていた
- サイリドマイドと環境ホルモン
- プラスチック廃棄物とダイオキシン類の発生
- 環境ホルモンの新しい作用機構
- 環境ホルモンと21世紀の環境毒性学の構築
- 環境ホルモンから身を守る方法
- プラスチックと物質循環とリサイクル社会の確立
第9章 水俣病
- 環境を汚染するとどうなるか
- 水俣病とはどのような病気か
- 水俣病はなぜ発生したか
- 水俣病の原因を追及した人たち
- さらに考えるべき問題点
- 水俣病の現在
第10章 情報モラル
- 高度情報化社会を支えるコンピュータ
- 電子メールの普及によるプライバシーの変化
- ネットワーク社会と犯罪
- インターネットと学校教育
- 高度情報社会をよく生きるために