第78回サイエンスEネット例会
<日時>
2008年11月27日(木)午後19〜23時
<場所>
福井県敦賀市木崎「とんとんびょうし」
<参加者および発表内容> 発表順、敬称略
1.藤原清 「リモコンモーターカー」
2.工藤博幸 「広島を通して放射線を考える」
3.沖田紗世子 「『こりすがつくったやじろべい』紙芝居」
4.小林ようこ 「JST研修会に参加して」
5.平井博政 「小麦人形『魚バージョン』」
6.月僧 秀弥 「マグヌスコップと作成中のサイエンスショー」
7.溝口 「授業の達人に学ぶ実験」
8.菅森 「理科離れを防ぐには」
9.梅川眞壽男 「11/3,23宇宙船にっぽん号結果報告」
10.松尾 「今年度九州での宇宙船にっぽん号7ヶ所の報告」
11.網倉聖子 「盲支援学校への液体窒素実験教室」
12.川村康文
<感想および発表内容>
●川村康文
宇宙船にっぽん号のために,関東,関西から集まったメンバーと,地元の福井
の先生方と,実験や理科を通しての交流ができて,とても楽しかったです。
どの発表,どの実験も素晴らしかったですが,特に,私としては,平井先生に
さなか実験がさすがに, ご当地の!という感じがして,勉強になりました。
やっぱり,一人で,机の上で考えていて,行き詰まっているより,全国から集
まられた先生方,みなさんの,センスにふれて,自分がどんどん広がっていくこ
とを実感します。是非,今後とも,このような活動を継続して行くことができた
らいいなと思います。
またJST研修会のすごさも感じました。本年10月18日に行いましたJS
T科学ボランティア研修会(入門編)ですが,これにご参加になった「こばやし
ようこ」さんが,敦賀での「宇宙船にっぽん号」に参加下さいましたし,
また,昨年度,ご参加下さった平井先生が,今回は,福井の例会にもご参加下
さいました。今後も,JST科学ボランティア研修会にご参加になった高木さん
からも, サイエンスEネットのイベントを一緒にやっていこうと立候補頂いて
います。
こんな素敵な仲間が少しずつ,着実に増えて行く,そんな素晴らしい研修会で
あったこと,再認識できた例会でした。
●小林容子 「JST研修会に参加して」
<発表内容>
JST研修会でいただいたいろいろな工作キット&冊子は、私が持っているだけで
は勿体ない=猫に小判なので、ボランティア仲間&ボランティア先の施設に紹介
して、有効に利用させていただいています。
12月には分光鏡?(ラップの芯)のアイデアをアレンジして、仲間の一人が
サイエンスショーをする予定です★
また、JST研修会でサイエンスEネットの存在を知り、メーリングリストに
登録していただいた事で、敦賀のショーや京都関電のショーの情報を知り、
今回初めて例会&敦賀のショーに参加させていただくことに・・・
<ショーの感想>
何も分からない私に参加許可を出してくださった川村先生をはじめ、いろいろ
フォローしてくださった出演者の方々&バックヤードの皆さん、どうもありがと
うございました。役者の皆さん、アドリブ満載ですごいなぁと・・・
バックヤードの皆さん、次から次へとてきぱき動いてらしたのがすごいなぁと・
・・個人的には大きな風船をつくのが楽しかったです
(一緒になって遊んでしまいました)★
※歌う事&手拍子をすっかり忘れていました、川村先生、ごめんなさい!
<追伸>
マグヌスコップ、本番の朝、ホテルの部屋で沖田さんと二人で練習して、
飛ばすコツをちょっとだけつかみました★
※途中、輪ゴムが行方不明になるハプニングも・・・
それから、小麦人形の魚の触り心地が忘れられません・・・
●沖田 紗世子
<78回例会報告>
11月15日 山城サイエンスフェスティバル(於:光科学館・ふぉとん)の
報告
やじろべえ 紙芝居 ”こりすがつくったやじろべえ”
椎名利一 画・作 教育画劇
例会での発表は初めてでしたが、山城サイエンスフェスティバルで講師をさせて
いただいた、やじろべえについての発表をしました。
当日は、やじろべえとはどういうものかを知ってもらうために、紙芝居をし、
こりすが作ったものと同じどんぐりのやじろべえを見ていただき、子ども達には
、いつまでも置いておけるデラックス版(?)スーパーボールやじろべえ(藤原
事務局長ご考案)の工作をしていただきました。
フェスティバル当日は、卓上のシーソーで、釣り合いの実験を楽しみそのあと
シーソーを題材にした絵本も読んでみました。
13:30〜16:00の短い時間でしたが、50人近くの方の参加があり
ゆらゆら揺れるのに落ちないやじろべえを不思議そうに眺めている子ども達が印
象的でした。
<例会感想>
福井より平井先生と月僧先生をお迎えし、和やかな雰囲気の中で楽しい例会の
一時を過ごしました。
小麦粉人形の感触がなんとも言えず、また月僧先生のコップの実験にはまり、
小林さんとお部屋でいろいろと試してみました。どうしたら、うまくカーブして
帰ってくるのか、まだまだ研究の余地ありです。
敦賀でのイベントに参加でき有意義な時間を過ごす事ができ嬉しく思います。
ありがとうございました。参加されたみなさま、お疲れさまでした。
●網倉聖子
<例会感想>
東京ではない例会の参加は初めてで、とても楽しい時間を過ごすことができま
した。一人一人のとても素晴らしい発表内容で、また参加者によるアドバイスな
どで、4時間があっという間に過ぎてしまいました。またその後もホテルに泊ま
る方々だけで、敦賀のショーの打合せを継続して行い、計7時間にも及ぶ長く熱
い打合せでした。それでもなおまだまだ話足りない充実した例会でした。ありが
とうございました。