第88回サイエンスEネット例会

日程:2010年7月30日 18:00〜21:20
場所:さくら水産九段下店

参加者:越市太郎、足利裕人、成川秀幸、根本和昭、福武剛、戸田一郎、二階堂恵理、木甲斐由紀、猪間進、加藤俊博、 金城靖信、網倉聖子 (以上12名)

発表内容:
1.網倉聖子  海oming     『脳波で動くボール』
2.足利裕人  鳥取工業高校   『バイオメタルロボット』
3.根本和昭  佐和高校     『古い電池のエコ利用』 『ジュールスクイーザー』
4.福武剛   ドゥサイエンス  『なでて君2』
5.戸田一郎  泣宴h      『自作舞きり』
6.成川秀幸  川崎市青少年科学館『日時計』
7.二階堂恵理 科学読物研究会  『ぼんてんで作る分子模型』
8.木甲斐由紀 科学読物研究会  『ブラックライトで…』
9.越市太郎  松戸高校     『       』
10.金城靖信  宜野湾高校(沖縄) 『ビー玉万華鏡』
11.加藤俊博  リアルサイエンス 『自作地球儀パズル』 発表内容、

感想
1.網倉聖子   
 7月31日日本上陸『脳波で動くボール』を持参。全員で集中力ゲームをしました。「ボールよ上がれ!」と念じていると、不思議ボールが浮き上がり…?。
 久々ぶりの例会で大変楽しい時間を過ごすことができました。また会計の際、「そば処店主基金」があり、端数など計算しなくてすみました。そば処店主様、ありがとうございました。

2.足利裕人  
 昨夜は貴重な情報交換ありがとうございました。蕎麦処ご主人様基金ありがとうございました。アイスクリームをおいしくいただきました。私の出し物「バイオメタルロボット」トキ・コーポレーションのバウイオメタルを用いた尺取虫と芋虫を紹介。動画はu-tube「ashi58」でご覧ください。

3.二階堂恵理  
 昨日はありがとうございました<m(__)m>
 私の出し物「ぼんてんで作る分子模型」は水と氷の模型を紹介しました。これは仮説社の「もしも原子がみえたなら」をネタ本に仮説の先生方の間で発泡スチロール球を使った1億倍のモデルとこのぼんてん(手芸材料です)の5000万倍モデルを使って授業に取り入れていらっしゃるものが元祖です。素材感がふわふわしていて、分子の運動しているイメージも少々   表現できている一方、ふわふわしているので組み立てにくいのも事実です。それでも平面的な構造のダイオキシンやポルフィリンは比較的きれいにできます。実はフラーレンにもトライしてみたのですが、何せ炭素は黒で表現しているのであんまりかわいくない上、球体に組み立てるのが難しくて・・・(^^;)
 ほどほどに黒(C)、赤(O)、白(H)の組み合わさった有機   化合物がかわいいです。メタノールはペンギンみたい、エタノールは犬みたいと子どもたちにも大受けします。

4.福武剛
 ドゥサイエンス『なでて君2』11人ちょうどいい加減の人数で楽しめました。戸田先生の隣でおもに先生、根本先生と盛り上がっていました。
 私は、三重の加藤さんがRikaTanに紹介されたなでて君(なんでも電池テスター)の機能拡張版なでて君2を見ていただきました。
 ウエットティッシューのお絞りを亜鉛と銅板にはさんだ電池で点灯するのを見ていただきました。
 仕組みについては次回8月21日に時間をいただければ紹介したいと思います。

5.根本和昭
 佐和高校   『古い電池のエコ利用「ジュール・スクイーザー」』      
 前半は,科学の祭典に出展した昇圧回路を報告させて戴きました。これは,乾電池1本で白色LEDを点灯させる(3.3V)回路です。部品数を減らすために,HT7733AというICを使っています。古くなって使えなくなった電池(端子電圧0.7V程度まで)に残っているエネルギーを搾り取るエコな回路なので,「ジュール・スクイーザー」と名付けました。
 
 『アルカリ電池の充電器』  
 後半は,ダイオードを使った降圧回路を紹介させて戴きました。
 降圧に,非直線抵抗を使うところがミソになっています。   

 前半は青少年のための健全な昇圧回路,後半は大人のための禁断の降圧回路でした。充電中の液漏れに注意して下さい!