平成17年度研究活動報告

1 平成17年度の研究について
 (1)第8次研究のスタートとして
   ○研究主題の設定

 自ら地球にひらき、未来を切り拓<児童生徒の育成 

  子供たちが様々な社会や人々とかかわり、共に問題解決にあたり、共
 に行動しながらグローバルな意識をもった自己を確立するとともに、自分
 の将来をどう生きていくのか、自分の未来を描いていく過程を研究してき
 た。

 (2)全道大会 石狩大会 

 思いから交流、発信から行動へと向かう学ぴづくり 

  視点1: 子供と地球をつなぐ教材づくり

   @子供の実態や変容をとらえ、人とのかかわりを実感させる授業作り
   A国際交流や国際協力などを通した教材作りをどう進めるか
 
  視点2: 地球市民として、共に問題解決していく学習活動の構築

○成果と課題

  ※石狩地区で研究収録がまとまりしだい、さらに成果と課題をまとめてい
    きます。

  @世界と自分達を結ぶフィルター → カリキュラム(学習領域)の構築
    ・教材作りのねらいやめざす子供の姿が明確になる。
    ・子供の発達段階に応じて教材を作ることができる。
    ・評価と照らし合わせ、次の授業や目標につなげることができる。
    ・各学習領域での教材を蓄積することで、共有化できる。
 
  A教材作りのプロセス
    ・子供の変容をリサーチし、次の授業や学びを意識する。
    ・「仲間と共に行動する」姿の確認
 
  B国際交流活動 国際協力活動
    ・「外国人に対する意識」や「世界観」の変容
    ・「違い」を認めることから行動ヘ
 
  C「地球市民意識を高める」教育の推進
    ・JICA、JRC、NGOとの取り組み
    ・児竜生徒の変容を導き出す
    ・単発に終わることなく、継続していく取り組み
 
  D仲間とともに行動する
    ・「行動する」ということについて、何かをしなくては、ということも大切だが、
     「行動しようという意識をもつ」ということも大切
    ・「変容を見とる」という考え、すなわちAのような様子が、Bへ変容した時、
      そこに行動するということが、関係してくるのではないか