2005.6.18(土) 『ソファー問題〜面積が大きいソファーを求めて』  黄瀬 正敏 (京都府数楽研究会・京都府立八幡高等学校)


  今日は、満たされた日常生活や授業の中で忘れがちな「考える」という活動を参加者にしてもらいました。
  2時間経って「考えることに疲れたぁ〜」という参加者の声が聞こえるような教材を選ばれました。
  さて、どんな内容だったのでしょうか・・・?

「黒板に幅1mのL字型廊下の図があります。の通路を通る最大面積を持つ平面図形を考えよう。」

本日の講師「黄瀬先生」です。 焦りました!円の面積を知らない学年がいました。
ヒヤヒヤ


まず通路の外枠を作りましょう! 見やすいように色を塗って・・ 大人はできるだけ「スマート」に。子供はとりあえず「手を動かして」 はっきりと分かれるのは、子供の思考の柔軟さ


思いもよらない鋭い解答に手ほどき 教室の角に認識のレベル毎に5つ
のヒント袋を準備しておき、
参加者がこっそりと見に行きます。

                             どんどん思考の壁に当たって・・・、新たな発見に繋がって・・・・・

なんだぁ〜。この光景は・・ ヒントレベル4のコーナーで、演示の様子です。 内容はこれ!廊下の内角を通るためには
こんな曲線を描かなければなりませんね。(教具)


時間は終わったのですが、気になる模様・・ 現在はこんな所まで進んでいますよ。高校の
数学教材に利用できます。


 最後は、「宿題」。たぶん何日かして、ふと「こうすればいい」なんて思いつくことが出てくるでしょうね。(※これがまた良いこと)