2005.6. 4(土) 『和算と算額』  中井 保行 (京都府高等学校数学研究会)

  本日は、あの菅原道真公が祀られているという「北野天満宮」へ行ってきました。そこに付置されている「算額」について学習することにしました。
  

          ◎事前学習をしました。天満宮のお姉様から、お茶とおまんじ ゅうの差し入れをいただいて、みんなにこにこ顔でした。

社務所にて事前学習をしました。 和算--日本の算数(数学)の歴史について説明

     1 「わさん」とは何ですか。
    2 「わさん」と漢字でかいてみましょう。
    3 「えま」とはなんですか。
    4 「えま」と漢字でかいてみましょう。
    5 「さんがく」とはなんですか。
    6 「さんがく」と漢字でかいてみましょう。
    7 北野天満宮には何枚の「さんがく」がみつかっていますか。
    8 北野天満宮の、古い方の「さんがく」には、どのようなねうちがありますか。
    9 「さんがく」はどのようなときに、むかしのひとびとがあげましたか?
    10 きょうのべんきょうのかんそうを言ってください。


説明の最後に、みんなで、これから探す
算額の図形の色塗りをしました。
だれが一番に見つけるかの競争をしました。 これは、その準備です。



実物を見ようと境内散策です。キリシタン灯籠です。
通りがかったときに説明したものです。
我々が知らないだけで、たくさんの歴史が詰まっている
ということを説明しまし た。
 「この上にあるよ!」  一番に見つけた参加者の
喜びの姿です。発見者には、
豪華(?)景品 がもらえました。
「誠」の字は、新撰組の
「誠」に通じるものです。
これも番外編で、
発見者には景品が
進呈されました。



学校では味わえない文化史的な講座。参加者は熱心に聞き入っていました。
北野天満宮には、たいへんお世話になりました。