2005.7.30(土) 『多面体の切断』    小林 久男 (京都市立西京高等学校附属中学校)

前期最後の公開講座です。本日は,京都市立西京高等学校附属中学校で実施しました。
施設の充実さには驚きましたが,なんと講師の先生は・・・。教頭先生だったのです。すごい!

講師の小林先生です。 スタッフの皆さん。2人の山田先生と丹後先生 高校時代の多面体で構成して作ったパンダ



まず「言葉の学習」をしました。 正多面体を組み立ててみましょう。 角が揃うように丁寧に。



できた正多面体の頂点の個数はいくつかな? 四苦八苦して数える・・ 裏技を伝授しましょう。計算でちょちょい!!


さてさて,次は教科書にも載っていない,少し考える切り口を変えて取り組んでみましょう。



次は発展です。正多面体を切断しましょう。 アルキメデスの立体 できた立体の角を切り落とすのです

色々な多面体の角を切って,準正多面体を考えました。特に正20面体の角を上手くカットすると・・・・・


格闘している参加者の皆さん ん・・。何か見覚えが 最初の展開図から切り落とせば外形が見えてくるのですね


本日は御苦労様でした。
画像を巧みに操る小林先生(→実はこの日の為に徹夜をして臨んで頂いたそうです。深謝)
午前中はバスケット部の顧問として指導し,午後は公開講座にと・・いつまでも教え続けたいと言う情熱をひしひしと感じた次第です。
若い先生も多く生き生きした雰囲気で無事終了することができました。                                     了