2005.9.17(土) 『図形の重心について コマを作ろう 』 13:00〜15:00
大村 隆之 (京都市立洛西中学校 前京都教育大学附属京都中学校)
後期がいよいよスタートしました。前期もそうでしたが,参加数に上限があるために
申し込みに対して渋々お断りをしている状態です。
今日は,京都駅前のキャンパスプラザ京都6F 京都教育大学サテライト教室で実施しました。
絶大な指導力と教科研究力を持ち合わせた先生方の登場にワクワク,ドキドキですっ。
使用道具は,さしがね,厚紙,爪楊枝(こまの軸用),OHPシート(重心を求める線が事前に記入されたもの)
講師の大村先生です。信頼度抜群です。 | さしがねを使って円の直径を引きましょう! | なんと小4の子が円周角を利用して求めました! |
重心についてのポイント説明 | 正三角形の重心は? | 正方形,正三角形の説明 |
レベルアップ!色んな三角形のコマは? | ヤマカンで重心!?えっ! | さしがねを使ってバランスの取れた所で線を引く裏技も |
ここで三角形の重心の求め方を聞いてコマを回せた時点で,休憩
ここで少し大村先生実演の生活の中に隠れている重心に纏わる教材についての説明を聞いてみることにしましょう。
さしがねの「丸目」「角目」の話 | 日本伝統道具の中に隠れた数学です。 | 体感で重心を見つけるコツの説明です |
学校の箒での実演。きっと皆学校で自慢 してやるだろうなぁ |
ウエイターさんがバランス良くお盆を持てるのは, 親指,人差し指,小指で三角形を作っている。 |
学校に転がっている題材を見事に数学に絡めてしま われました。 |
さて,さらにレベルアップです。
それでは四角形の重心を求めてコマを! | 全ての指令とポイントです。(板書) | 凸n角形の重心の求め方についての話 |
お話しが上手なのと,難しい話題を難しく説明せずに易しい内容に変えての技はやはりさすがでした。
会場も賑わいご盛況の一日でした。参加者へのいい宿題ができたのではないでしょうか?
了