【配布資料】 → | 今日のお昼御飯は、受講生の方から教えて頂いた「鵜の庵 鵜」で, 「鮎ぞうすい」と「鮎のなれずし」を頂きました。 美味しかったぁ〜。 文字・画像クリック |
今日は,化学分野の専門家の視点で,算数・数学の講座を扱ってもらうことにしました。ハラハラ・ドキドキ
小学校高学年から「関数」の考えが加わります。 何が変わるのかを「見つける」 「抽出する」 「関係を考える」 ことを学習することになります。 今まで,算数・数学の世界から科学の世界で考えるという不思議な内容です。 |
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本日の講師: 長濱聖先生 (大阪観光大学観光学研究所客員研究員) |
グループ学習・実験が中心の スタイル(机を向かい合わせ) |
先ずは頭の体操。配付資料のコインを3つ動かすだけで変形し てください。「形」を変えるという話題から。 |
風船をもらって、サイズを変えることで温感が変わる。 | でも,私はコインの移動が面白いから,まだこだわりたいの。 | 解答の様子 |
10円玉と1円玉を重ねて,実験をすることにします。 | 未だ風船が気になりますが,何故10 円玉と1円玉がひっくりかえるのか |
風船と箱はどちらが先に下に落ちるか? しかし箱に風船を載せると,一緒 に落ちますが,風船の方が先に 落ちようとします。 電車のホームに立って,白線の内側に立たないと通過電車に巻き込まれる「吸い込み」の原理が関わっています。 10円玉2枚に1円玉を挟むと状況が 変わります。 |
※次は少し,化学の実験をすることにしました。講師の先生の得意技分野。途端にエネルギッシュになってきました。
2つの容器に白い粉を配布されました。 良く観察すると粒の形が違うことに気が つきます。 |
白い粉の味を確かめてみました。少し変 な味がしますが,なめすぎないように。 次に水に溶かして,様子を比較しました |
2つの水溶液を1つの容器に入れると, 泡が出てきました...。これ何? |
出てきた泡(気体)は,二酸化炭素。できた溶液は,炭酸水。
おうちでもできる安全で簡単な実験。これに「砂糖」と「色素」を加えると,駄菓子屋さんで売られているジュースになります。
ジュースの粉(素)は,このようにして作られるのですね。
その物質が反応する式は,巻末に載せました。
講師の先生の専門は,界面状況の様子を分析することです。 物体がエネルギ−的に安定しようとするのは,円や球状になろうとします 。 そのその状態になることで,不思議な現象が起こるのです。 本日の話は,化学の世界と算数・数学。知らないことが沢山ありました。 |
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牛乳パック内容量は1gのはずですが,実際に定規で測定 して計算すると1021.248cc。何故?? |
【配布資料の問題】 長さの決まったヒモで面積を最大にするにはどうすればいい でしょう?(30mのひもで囲む最大の図形)正方形? 半円 |
【付録説明】
化学反応式 Na・・・ナトリウム,C・・・炭素,H・・・水素,O・・・酸素
それぞれの文字が反応する前と反応した後の個数が同じでなければなりません。
できた物質の式は,高校生で覚えることになりますが,左右の数字を合わせるために,算数・数学の連立方程式が必要になります。
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