2017年 6月17日(土)

  くるくる回すと何ができるかな?       2017 年 講座一覧
               
     栗田 和輝 先生(岐阜県立岐阜高等学校)   



参加者の評価

配布資料
 
平面図形を平面上で回転させると、思って
もいない図形が生まれます。中心を図形の
内側か外側かにするだけでも。Grapesとい
うフリーソフトでの演示は分かりやすいです
この日は、中学生が土曜日授業で参加でき
ない日でした。それなのに、会場は参加者で
満員です。毎年参加者が増えて嬉しい悩み。
工作用紙と竹串を準備して、平面図形も空
間図形でも良いので、回転するとどうなるか
想像してみましょう。
既製の図形から創作の図形まで、勇気を持
って製作に取りかかります。団子のようなも
のでも、じっくり回すと新たな立体が見えて
きます。
水のような溶液(流体)を回転盤(島津製)
に載せて、回転させるとどんな立体に変
わりますか?是非想像してみてください。
立方体の何処に「対称軸」を作って、回転
させるかによっても、変化があります。対称
軸以外に、立体の体積や表面積についても
考えてみると面白いですよ。


 配付資料の楕円形を空間で回転させると楕円球になりますが、対称軸を短軸にしたときと長軸にしたときの立体の体積は、異なります。高校生になったら分かるかも。
学生でも分からない人がいるからどうかな.....。