2004年5月22日(土) ふしぎなかず、かたち、かわるもの? 長濱 聖先生 「きっづ光科学館ふぉとん」
<内容>
●導入
ともだちつくり.
色や形を言葉以外で説明しながら、仲間をつくっていく.
たとえば、図書館の本を適当に抽出して、変わるもの(変数)と違うもの(値)をどんどん出し合うことにしました。関数の概念の入り口を分かりやすく解説。
面白い発想も出てドキッとしましたが、人の考えを聞き新発見に繋がったものでした。(基本的に児童の出した答えを認めてやる方向です。)
●変わるものと変わらないもの
thinking science の導入部分を使い、変わるものとその値について紹介し、考える.(関係がおかしいものを問題の中に組み込みました。「あるものが増える」と「あるものが減る」
というような反比例に気づかせる教材です)
●えんぴつのふしぎ
えんぴつをころがしながら、そこに隠されている関係に気づかせる.*統計の概念のかじりと、確率の概念のかじり、ふしぎさ.
よくある行為ですが、えんぴつ製造(えんぴつを転がして性能を測る職業)の裏話を含めた楽しいゲームでした。小学校、中学校、大学の先生に加えて、
京都教育大学、同志社大学の学生も加わり、なかなか盛況でした。
●食パンのふしぎ
食パンを用意して、7個の食パンを10人に均等に分ける方法
*これは、分数の概念と、連立方程式の概念とふたつあります.
(7枚の食パンを10名に分ける方法について→次回以降の宿題となりましたが、大竹先生の
「一回で均等に分けられるよ」という声に、保護者の方もおもわず心酔しました。)
●牛乳パックのふしぎ
牛乳パックの中には1000mLの牛乳がはいってます.その牛乳を入れる体積は??
牛乳パックを実際に測定して、体積・容積を測定・計算しました。あれ?なんで1Lや500ccにならないのでしょうか?
なんとパックの材質が企業によって違い、パック自体が膨らんでしまっているということです。また一つ賢くなりました。
あれ????メスシリンダーで測定した後・・・・・・。 皆で一杯ずつ飲みました。 微妙な気持ち!?
●まわる階段のふしぎ
らせん階段をぱっと見て、どっちが距離が長いか? →これは、今回カットしました。
●立体図形のふしぎ
つまようじを使って、いろいろな図形をつくりながら、そこに隠されているふしぎなことに気づく
正多面体のオイラーの公式を、多面体を組み合わせたりして確認しあいました。今回は、正4面体と立方体の2つを各人で組み合わせてみました。保護者も一緒に
加わって楽しい一時。
●まとめ