2004年6月5日(土) 計算尺を作ろう 中井 保行先生 「京都府立嵯峨野高等学校」
本日は、指数のお話から入りました。ケタ数の問題です。色んな角度から面白おかしく話題を提供してくださいました。
指数関数のグラフの見方、指数法則「かけ算は、指数の足し算」を理解してから本題へと入りました。
「簡易計算尺」制作レクチャーの様子(中井先生)→B4用紙を上下切り分けてこの後計算尺の読み方ついて理解した後休憩しました。思わず、仕組みの素晴らしさに感嘆の声があがりました。
さぁ。計算練習です。子供に負けてたまるかとのめり込んでしまったお父さん、お母さん達。あれ?昇級しようと必死になりいつのまにか主役をそっちのけでした。
おいらは、できたよ!
学校の先生も必死! 昔懐かし逸見(HEMMI)計算尺
二人の偉人「John Napiarと逸見治郎」をバックに記念撮影です。
最後は、科学史の話が盛り込まれました。戦時中に精度の高さで名をはせた日本の計算尺(逸見計算尺)。アポロ事件で宇宙飛行士が宇宙船に
持ち込んでいたという話題「映画の回想シーンから」。月桂冠「大倉酒造」が計算尺の経営に携わっていたという裏話まで。etc
とても楽しい一日でした。