2004年10月2日(土)    等積変形(三平方の定理の発見)                  宇川 和余先生「京都府立長岡中学校」


       今日は、会場が京都教育大学藤森学舎で実施致しました。前回と会場が違うため、やや混乱しましたが無事開催されました。

前回(四角形・三角形の面積の求め方)の復習。
最初は少々緊張気味!?   宇川先生
面積が同じ四角形をまず幾つも作って、綺麗に書き込んでくれました。(参加者作品) お母さん達は、別の講座「陶芸教室」へ行っちゃった。
皆エンジョイしなくちゃ。(一生懸命聞き入る)

じゃそれでは。この「でこぼこ多角形」にキリトリ直線2本を作り、正方形に変形してみてください。 会場の様子。さぁ。親も子もこれから自分のことで必死になる瞬間が来ました。  いざスタート!!! 方眼紙に書き込んで何度も挑戦しています。

くるくる移動させて(↑) はい! 僕はできたよ(↓) 親子で知識の確認をしています。 答えを書いてしまいましたが、今度は3本のキリトリ線を入れて変形して正方形を作ってみましょう。        お見事。正解です。



負けてられないわよ!!!!

 「大学生(参加者)が、未だ解けていないのに解けた人がいます。」なぁんて・・・・学生にプレッシャー!  子供達は鼻高々。

  なんと事件が起こりました!   難問に出会い、講師の先生の話を聞かず夢中になる学校の先生方。 やはり性分ですなぁ〜。

   この問題は、mathEnet の 「Wikiページ」 に掲載しました。 皆さんも一緒に解いてみましょう!

 さぁ。クライマックスです。いよいよ。この等積変形によって何に持っていきたいかと言いますと、「三平方の定理(ピタゴラスの定理)」です。

等しい面積の四角形を回転移動します。 2つの小さな四角形の和が一番大きな四角形になる様子が分かりやすく説明されました。 最後は3つの数字(ピタゴラス数)の計算ゲームです。


                                                                               おしまい!