2004年12月4日(土)     釣り糸と真鍮パイプでつくる美しい正多面体           小波 秀雄先生「京都女子大学」


  今日は、合計10回開催した京都教育大学公開講座「つくる・みる・かんがえる かたちとかず」の今年度の最終回です。
  クリスマスを前に、「親子で部屋の中を飾るオブジェ作り」をレクチャーしてくださいました。

正20面体の辺の数は幾つあるかな? 正4面体、立方体、正8面体の模型(小波先生)


 正20面体を接着剤を使わずに、アルミパイプと糸で作るのです。  えっ?そんなことができるの?

ノコギリで簡単に切断できます。 制作例を元に、展開図を考え議論している親子


  以外と、正20面体の制作は難しいです。展開図を頭に描きながら進めるのですが、1つの辺にパイプが2本重なったり、釣り糸を通すのを工夫しなければ
  ならなかったりと・・・。

お父さんの手を借りて、子供が糸を通す。グッドアイデア 会場の様子

やはり案の定、「親」の方が真剣になっていました。これが面白い!!
静まりかえった会場(蟹でも食べているみたい)

できたら、名刺のパズルをはめ込みます。


  1辺が55mmの長さになるように、作成した訳がここで分かるのです。

  ホームセンターで見繕った材料費はとても安価。今まで出来上がったものを触ったりした経験が多い中で、今回は簡単に素材が手に入り
  しかも模型の作り方まで伝授してもらいました。他に色々応用できますね。   良いお年を!  来年度もできるだけ企画してみましょう。