PTA 研修講座まずは体験 インターネット /// いっきに ホームページ /// ( 講座テキストの追加 ) Jun 21,22/1999 蒲郡市立中央小学校 |
お忙しい中,PTA研修講座におこしいただきありがとうございます。
世の中のうごきでしょうか。この講座にたいへん関心を持っていただきました。
20名定員のところを倍以上の参加希望をいただきました。せっかくの機会ですの
で,2回に分けて開催させていただくことになりました。
講座の打ち合わせのため,研修部の方を対象に,2時間ほど講座の予定に沿って
進めてみました。そのときの話をもとに,当初予定していた内容を見直してみるこ
とにしました。
1)講座参加の目的
ここで,本日ご参加いただいた方々への質問です。
この講座の参加目的は何でしょうか。
○○を知りたい。
○○をやってみたい。
というような感じで教えてください。
限られた時間を有意義に使うために,興味関心に応じて,コース別にすすめていくこ
とも考えています。
たとえば,インターネットを使ってホームページをたくさん見てみたい。
インターネットの仕組みを知りたい。
ワープロソフトを使ってカードを作りたい。 などなど
これらの内容をすすめていくうえで,キーボード(テキスト 17ページ)を使って
日本語を入力することができないと,大変不便です。それで,まずはワープロソフトを
使って日本語を入力してみます。無理に漢字にする必要はありません。なかなか思う漢字
が出てこないようなら,ひらがなのままでいっこうにかまいません。
無理をしないこと。コンピュータと付き合うコツのひとつです。
2)インターネットってなんだろう
(
Internet ; 大文字のI です)まずは,広辞苑第5版をみてみます。
世界規模のコンピュータネットワーク。
アメリカ国防総省が構築した実験的軍事用ネットワークから発展し,大学・研究機関
等のコンピュータの相互接続により,全世界を網羅するネットワークに成長。
パソコン通信のように1台のホストコンピュータがサービスを提供するのではなく,
全世界に分散するサーバーにより運用・管理される。
ここでまた,ホストコンピュータやサーバーなど,よくわからないことばがでてきま
した。
このあたりを含めて,はじめに少しお話をします。
広辞苑の説明には,インターネットのさまざまなサービスが含まれています。ところ
が,最近世間で言われているインターネットという言葉は,そのなかの一部
WWW(ワールド ワイド ウェッブ)をさしていることが多いようです。
…… またまた
WWWなどという変な言葉がでてしまいました。コンピュータはもともと英語の世界で発展しているので,どうしても,聞きなれない言葉が出
てきます。しかし,はじめてコンピュータにさわる人にとって,これが,どう
もなじめないという理由の一つにもなっています。
今回の講座では,できるだけ英語の言葉を使わずにすすめてみることにしま
す。ただ,どうしてもアルファベットは使うことになります。これはがまんし
てください。
といいつつも,コンピュータを扱うとき,英語が少しわかると理解しやすいこ
とも事実です。
WWWというより,ホームページといったほうがわかりやすいかもしれません。こ
のふたつは別のものなのですが,同じように使われることもあるようです。
もう一つは,電子メール
(E-mail)です。文字通り,コンピュータを使って電子的にやり取りする手紙です。これこそ,とても便利なもので,一度使ったらこれなしではすご
せないほどです。
まだまだ「インターネット」にできることはたくさんあります。でも,あまり手を広
げすぎることもできません。今回の講座では,インターネットの中でも「ホームページ」
に関することを取り上げていくことにします。
3)電源を入れます
当然のことですが,コンピュータは電気製品です。最初の作業は,電源
ONです。コンピュータ本体の右側にピンクのシールを貼ったボタンがあります。これがスイッチです。
このスイッチは電源を入れるときに一度だけ押します。
しばらくすると,テキスト2ページのようになります。
電源を切るときには,このスイッチを使いません。(電源は先生用の機械から一斉に
切ります)
4)マウスの使い方
はじめてコンピュータにさわる方にとって,これが最初の関門かもしれません。
使いなれることしか方法はありません。はじめはゆっくりでかまいません。軽く包む
ように持ちます。手首は机についたままで,指先を使って軽く動かしてみてください。
次ぎのページに,職員向けに作ったテキストから,「マウス」の部分を取り出してお
きます。
<以下 コンピュータ室利用の手引き
-中央小1998- より引用>(3)マウスの使い方
Windows98やその上で動くアプリケーションでは、メニューの選択やウィンドウの移動
など,文字入力以外のほとんどの操作に「マウス」を使います。「ソフトキーボード」を使
えば、文字入力もマウスを使って行うことができます。
ここから先,カタカナの言葉が多くなります。無理に日本語になおすのはかえって混乱
します。児童に対しても、カタカナの言葉そのままで指導するようにします。
次の文を読んで意味がわかれば、この項はとばしてください。
マウスを動かすと,画面上にある白い矢印(マウスポインタ)が動きます。
マウスは、必要に応じて、クリック,ダブルクリック,ドラッグなどの操作
を行います。
Windowsには,マウス操作練習のためのゲームが用意されています。
「スタート→アクセサリ→ゲーム」と進んでいくと「マインスイーパー」や「ソリティア」と
いうゲームがあります。しばらくこれで遊んでみるのもマウスの操作に慣れるのに役立ちます。
1)マウスの持ち方 人差し指を左ボタンに,中指を右ボタンに置きます後は、手の
ひら全体でマウスを覆うように軽く持ちます。
2)マウスの移動 マウスを動かすと、それとおなじ方向に画面のマウスポインタ
が動きます。
3)ポイント アイコンやメニューなど、操作しようとするものにマウスポイ
ンタを合わせることです。
4)クリック 左ボタンを
1回押すことです。ファイルやフォルダを選択するときに使います。選択されると
色が変わるので、確実に操作できたかどうか確認できます。
5)ダブルクリック 左ボタンをすばやく
2回押すことです。フォルダを開いたり、アプリケーションを起動するときに使い
ます。
6)右クリック 右ボタンを
1回押すことです。ショートカットメニューが表示されます。
単に「クリック」というときは左クリックをさします。
7)ドラッグ 左ボタンを押したままマウスを移動することです。
8)ドロップ アイコンなどをドラッグし、目的の位置でマウスボタンから
指を放すことです。ドラッグ&ドロップと呼ぶ一連の動作にな
ります。
5)インターネット利用のために必要なもの
1° コンピュータ … どれを選んだらよいのか,迷ってしまいます。
最近発売されている機種はどれもインターネットに接続
してホームページを見ることができます。これができなくて
は,この製品は売れないのかもしれません。
カタログの
CPUのところにPentiumとかCeleronとあります。この部品でコンピュータの性能がほぼ決まります。
2° モデム または ターミナルアダプタ … コンピュータのデータを電話線
を介して送るためのものです。最近は,まず内蔵されていま
す。
3° プロバイダ … インターネットに接続するサービスを提供する業者です。
これまた,どこを選んだらよいか迷ってしまいます。
料金やサポート体制など選ぶ基準はいくつかあります。電話
で接続することを考えるとプロバイダとの接続先(アクセスポ
イント)が
0533または0532の局番にあるところを選ぶようにします。ホームページを設置する料金もチェック項目に入れ
ておきましょう。
あとはもう,このみの問題になってきます。テレビを買うと
きにも
P社がいいとかS社だとか言うようなものです。4° 電話線 … モジュラジャックならそのまま使うことができます。
5° ソフトウエア … これもまた,コンピュータについてきます
そして最も重要なこと … 設定です
最近の説明書はとてもわかりやすいので,書いてあるとおりに進めれば大丈夫です。困ったら,迷わず知っている人に聞いてくだ
さい。販売店では有料で設定をしてくれるところもあります。
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