「がいこつと あく手」 理科室で骨格模型と握手しました
がいこつと握手 手のひらを上に向ける 手のひらを下に向ける
学級だより「アンダンテ」155 1999/03/02
<がいこつと あく手> 理科の教科書の最後のページ(単元)は「わたしたちのからだを
しらべよう」です。ここでは大きく4つのことをみていきます。
(1) 目のはたらき
(2) 耳のはたらき
(3) ひふのはたらき
(4) からだをうごかすしくみ
今日は,この中で(4)の体を動かすしくみということで,「がいこつと あく手」をしてきました。
手のひらの中でまがるところにシールをはっていくなど,いくつかの定番の導入の方法がありま
す。今回は,部分ではなく,全体をみる方向でなにかできないかと思っていました。心配してい
たのは,「骨」をこわがる子がいないかどうかということです。
昨日,骨の模型はドイツから来たこと。握手をするときはあいさつがつきもの。どんな言葉であ
いさつしようかと話しました。
今日,骨格模型を準備室から理科室へ持ってきました。(先日の授業参観のときのように)子
どもたちを前に集めて,しばらく,ご対面の時間。じっとみつめていました。
「歯がおかしい!」あごがずれていることをみつけた子もいました。子どもたちの様子ををみて
みると,怖がっているようすのこが3人いました。
さて,握手です。怖い人は無理に握手をしなくてもよいことを話してから,名簿順に並んで
握手をしていきました。終わりに近くなってくると,初め怖がっていた子達が,並んでいました。
そんなわけで,全員,がい骨と握手しました。
がい骨と自分たちの体を比べながら,体がまがるしくみ,(骨と関節)をみていきました。
子どもたちが驚いていたことのひとつ・・・頭の骨が,とても薄いこと。自転車に乗るときは
ヘルメットをかぶらないといけないんだね!